骨転移 を 有する 進行肝臓がん 内服治療? カテーテル治療?

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日ご紹介する
レシピは、

ガンちゃん先生特製の
たらことイカのパスタ
です

mko

家族で
デパートで
たらこの食べ比べをして、
一番、美味しかったたらこを
選びました

・・と
お料理ブログみたいな
始まり方をしましたが・・・(笑)

本日ご紹介しますのは

肝細胞癌 Stage 4B
肝内の多発病変と
骨転移を認めた患者さまです

1

数年間、ほったらかしにしていて、
気付かないうちに
この状態となってしまったのです

肝臓がんで他の臓器に転移がある場合は、
日本全国、世界的にも

内服の抗癌剤が第一選択となっています
ネクサバール
レンビマです

私もその使用には
全面的に同意
しますが、

私の考えとしては、

肝臓内の病変が進行している場合には、
カテーテル治療など局所制御能が高い治療で
制御してから

内服の抗癌剤の投与の方が良いのではないかと
考えます

これまで私たちが持つ
500名程度のネクサバールのデータからも

肝臓内の病変が進行(T3やT4と表現します)していると、
余命が短いのです

この方も、
肝臓内は
カテーテル留置を行い
肝動注化学療法 New FP療法を行いました
そして、レンビマを内服
しています、

2

1ヶ月後の評価では
肝臓内はほぼ癌ゼロ
骨病変は大きさ変わらずといったところでした

3

なかなかこういう考え方は
世間一般では受け入れられないところもあるのですが、
一つの治療で完結しようとする必要はないと思います

多くの施設は
カテーテル治療は放射線科が、
抗癌剤の内服は肝臓内科が行いますので
繋がりのある治療をしづらいのです

岩本内科では
カテーテル治療も内服治療も
私がしますので、
複合的な治療がしやすいという事になります

いろいろな事情はあるかもしれませんが、
患者さまからしたら
そんな事は関係ありません

よい治療をよいタイミングで
組み合わせられる

それがとても大切な事なのです

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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