先生、母ね、点滴抜いちゃって、、、
それでも、血液検査の結果まだ良くならんし、
病院の先生は、もう少し、あともう少し抗生剤。
場合によっては輸血もいるかもって、、、
でも、入院してるし逢えてないから、よおわからんのですわ。
母の願い、一人暮らしで、最期の最後まで、
お父さんの仏壇を守って、ここで暮らしたい。
その願いに一生懸命なとっても優しい息子さん。
医療は、命を助けもするが、願いの邪魔もする。
このことを、多くの方に知ってほしい。
そして、ぜひ想像してみてほしい。
母も息子も、実は、病院の先生も、
一生懸命で、苦しみの中だってことを。
いつも、母である一人暮らしの患者さんは、言っていた。
息子はよおしてくれる。せやからな。言わんでええ。
コケたって言わんでええ。先生の胸にシマッといて。
いつも、息子は僕に言う。
大切な母の最期は、ここで過ごさせてやりたいんですわ。
せやから、必要な治療は、してやってほしいんですわ。
いつも、急性期病院は丁寧だ。
医者にとって必要な、必要だと思える治療を、
一生懸命に必死にやってくれる。それが、
時に、願いを妨げるとはつゆ知らず、、、
みんな、優しく、一生懸命だ。温かい。
多分もう少し、僕みたいに不真面目なら、
きっと、きっと、上手くいく。
靴紐も時に、ほどけてたってかまわない。
それでも、みんなで歩いていこう。
だから、今、苦しんでいるあなたへ。同じ空の下のあなたへ。
大丈夫だよ。って伝えたい。任せとき!って伝えたい。
不真面目な僕のようなザイタク医に、任せてみる勇気に期待する。
今日は、とっても苦しんでいる仲間に贈ります。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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