神の詩 第五章十二節 10

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 神の詩 第五章十二節 10

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「心を統一した者(ヨーガ行者)は、行動の結果を捨てて、究極の平安に達する。心を統一していない者は、欲望のままに行動し、結果に執着して束縛される。(十二)」

続きです。

自分で自分の眼球が見えないように、
真の自分自身も
直接は見えず、
心の水面を通して知覚されます。

人は、
心に映る自分の像を
自分自身とみなすことになります。

心の鍛錬によって
水面を静謐に保つほど、
自分の本当の姿がよく見えてくるはずです。

心の作用の止滅とは、
この水面が
完璧に静謐になり鏡のようになった状態を意味します。


「水外に波無し 心内すなわち境なり。」
空海「吽字義」

水から離れて波は存在しない。
波は水の変化した姿である。

同じように
迷ったり悟ったりする状態も
心の中の状況によるものである、
という意味です。

「水急にして、月を流さず。」
という禅語があります。

この急流は
人の落ち着くことのない心の状態
を表しています。

人が
どんなに心乱れても、
月はそのままでいること、
つまり
真の姿はいつでもそこに在り、
水面が凪になれば
いつでも美しく映し出されることを意味しています。

「その時、見る者は、本来の状態に留まる。」ヨーガ・スートラ第一章三節

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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