神の詩 第五章十二節 14

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 神の詩 第五章十二節 14

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「心を統一した者(ヨーガ行者)は、行動の結果を捨てて、究極の平安に達する。心を統一していない者は、欲望のままに行動し、結果に執着して束縛される。(十二)」

続きです。

心の作用1:
正知(プラマーナ)(正しく優れた知)

「正知のよりどころは、直接的知覚、洞察、聖典である。」
ヨーガ・スートラ第一章七節

正知は、
心を究極的に鎮めて、
体験し、
洞察し、
さらにそれを
聖典の叡智で確認する
ことによって成されます。

マヌ法典第十二章にも
次のように記載されています。

「知覚、洞察、各種聖典の叡智の三つは、
徳の清浄化を願う者に十分に理解されるべきものである。」

例えば、
煙を知覚した場合には、
ただ煙があるというだけではなく、
煙の元には火があることが洞察され、
さらに
その火については、
先人たちの智慧から確認することが出来ます。

これが、
体験し、
洞察し、
さらにそれを
聖典の叡智で確認するということです。

夜空を見上げて
美しいすべての星が固有の軌道を持ちながらも、
全体として調和がとれているのを
見ることが出来ます。

そこには
宇宙の秩序の完璧さが垣間見られ、
その気づきから、
これは偶然ではなく、
何か偉大な創造力が関与しているに違いない
と推測します。

そして聖典で、
創造主の神秘を確認します。

こうやって
神の存在を認識出来ないにも関わらず、
神の臨在を確信することは出来るのです。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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