ブログを書き始めたばかりの時で、
まだピヨピヨの時に
このテーマで書いた気がするのですが、
最近、だいぶ年月も経ち、
少しニュアンスが違ってきたので、
書き直しアップします!
お伝えしたいこと①
だいたいどこのクリニックでも
「日帰り手術でできること」は一緒ですが、
個々のクリニックにより多少違う
※クリニックの方針など…
お伝えしたいこと②
技術的なことを言うと、
極論、手術自体は、
ほとんどの手術は日帰りでできる
※「できる」けど「日帰りではやらない」ケースや
そもそもその施設では「できない」ケースもあったり・・・
お伝えしたいこと③
日帰りと入院で
使える麻酔が違うので、
多少できることが変わってくる
※厳密には麻酔も施設によりそれぞれ。
※特に深部痔瘻は日帰りでは厳しい。
浅い痔瘻と診断されていても麻酔をかけたら深部痔瘻だったというケースもある・・・
※肛門狭窄も日帰りの麻酔だと、なかなか評価が難しい&中途半端もしくはやりすぎてしまわれたケースもあるよう・・・
お伝えしたいこと④
日帰りでは、手術後のある程度の
安静が保ちづらく、
かなり術後の出血や疼痛が予想される場合は、
おすすめできない
※痔の手術は、術式によっては、数%ですが、
大出血するリスクがあり、
入院している状況でないと対応できない場合がある・・・
※大出血するかどうかは、手術がうまくいくいかないとは別である程度ある一定の確率で避けられないリスク
お伝えしたいこと⑤
どんな手術でも日帰り手術は、
それなりのリスクを伴う
※当たり前の話ではありますが・・・
お伝えしたいこと⑥
日帰り手術のほうが圧倒的に安い。
※ただし生命保険(民間の自分で加入するやつ)が
おりるかで、結論は変わるかも
※日帰りだと3割負担の保険証でたいてい自己負担2-3万。
※入院手術だとだいたい自己負担10万強。
※入院手術だと加入している民間の生命保険で
カバーされていることも多いので、要確認。
日帰り手術のほうがカバーされている率は下がる印象。
お伝えしたいこと⑦
裏事情により入院か日帰りか決まるケースもある
※入院メインの施設ではシステム上、そもそも日帰り手術を
行っていないことも。⇒これは仕方ない。
※明らかに日帰り適応の状態であっても、
入院設備がある施設では、入院させたほうがお金には
なるので、入院しか選択肢が提示されないこともある
こんなかんじです。
担当した医師が、本当に患者様のことを考え、リスクも含めて日帰り/入院のご説明をするかどうか次第なのかな・・・と思います💦
長くなったので具体的なことは今後また
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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