おはようございます。
eMAXIS Slimシリーズの登場と、商品ラインナップ拡充によって、インデックスファンドの商品選択が楽になりましたね。
もちろん、発売時点では運用成績は不明ですし、実質コストも不明ですが、少なくとも見かけの信託報酬は最安を保証してくれているわけですから安心して購入することができます。
ニッセイAMもeMAXIS Slimシリーズに対抗するように信託報酬の引き下げを実施していますので、インデックスファンドに関してはニッセイとeMAXIS Slimの二強になったと思います。
最低手数料保証のeMAXIS Slimシリーズの登場は投資信託業界を激変させた
同一のベンチマークに連動する商品ならば最低コストの商品を選びたい
インデックスファンド業界では、同一の指数に連動する似たような商品がいろいろな会社から発売されているのが現状です。
実際の運用成績には少々の差はあるでしょうが、そもそもベンチマークから大きく乖離すればインデックスファンドとしても体をなさないわけですから、そこは各社最大限の努力をしてくるはずです。
そう考えますと、やはり同じベンチマークに対応する商品であれば、最低コストの商品を選びたいというのが投資家心理でしょう。
また、実際の運用成績というのは発売されてから時間が経過しないと分かりませんから、最初の頃はコストを見て選ぶしかないというのもあります。
eMAXIS Slimシリーズが登場する前は最低コストの商品を選ぶのが大変だった
eMAXIS Slimシリーズが登場する前は、各ベンチマーク毎にどこの会社のファンドが最低コストかを調べるだけで一苦労でした。
もちろん、各社のコストが変動するたびに、それを一覧表の形にしてまとめてくださるブロガーさんがいらっしゃいますので、実際にはその表をありがたく拝見しながら選ぶだけではあります。
とはいえ、商品選択にある程度の頭と労力を使う必要があったのは事実です。
その点、eMAXIS Slimシリーズを選択しておけば最低コスト保証というのはホテルの予約などと同じで安心感が大きいですね。
同一のベンチマークの商品を3つも4つも保有する必要がなくなった
eMAXIS Slimシリーズが登場するまでは、途中で最低コストの販売会社が変更になると、今まで購入していたファンドから別のファンドへ乗り換える必要がありました。
そのせいで、TOPIXに連動するほとんど同じパフォーマンスの商品を3つも4つも保有するというエレガントさに欠けるポートフォリオになりがちでした。
もちろん、今まで保有していた商品を売却して最低コストの商品に乗り換えればポートフォリオはすっきりします。
しかし、そういった時に限って含み益がたっぷり乗っていたりして、売却時の20%の税金支払いによるパフォーマンス低下が気になって安易に売れなかったりします。
海外ETFであればとりあえずバンガードかブラックロックの商品を選択しておけばコスト・流動性ともに問題はなく決まった商品を買い足していける安心感がありましたが、国内の投資信託はそうではありませんでした。
しかし、eMAXIS Slimシリーズの登場によって、国内の投資信託のコスト競争に悩まされる必要性がなくなり、安心して一つの商品を積み立てられるようになりました。
私はiDeCoとつみたてNISA以外では投資信託は保有していませんが、もし特定口座でも投資信託を購入するならば、迷わずeMAXIS Slimシリーズから選択しますね。
まとめ
先日、ニッセイAMも大胆な信託報酬の引き下げを行いましたので、実際にはeMAXIS Slimとニッセイの2強状態と言えます。
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こんな記事も書いています。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬が0.0999%になるというニュースです。本気度を感じます。
米国株式クラスも楽天バンガードとeMAXIS Slimの一騎打ちですね。
日本国内の投資環境も昔と比べると劇的に改善しています。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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