お盆:見えない世界との分かち合い

その他

お盆

お盆は、
仏陀の盂蘭盆経と日本のご先祖様をお迎えする信仰
を合わせたもの。

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盂蘭盆は、
釈迦の十大高弟のひとり目連が千里眼によって、
亡くなった母が餓鬼道で苦しんでいる様子を見て、
師に救済を求めたところ、
皆で食べる食事をお布施を提案され、
その功徳によって母を救済した話。

このお布施とは
食事のみならず、
あらゆる思いと言葉と行動を御奉仕とすることの象徴であり、
救う母は
自分の過去の行いの象徴でもあります。
その話と、
夏にご先祖様を迎える古来からの習慣が合わさって、
日本のお盆が出来上がっています。

皿を分かち合う盆は、
ご先祖さまと共に神に捧げる行為を分かち合うこと。

それは、
見えない世界と物質世界を区別することなく、
どちらも尊重して、
いつでも
神に捧げる思い、言葉、行為の分かち合いを意識するという意図があります。
万物万象が盛えるこの時期は、
見えない世界の恩恵を最も強く感じられる時期。

この時期にお盆があるのは、
天地一体を再度、意識に刻む上で、
とても意味がある習わしです。

光の魂たち 山岳編序章 人の御魂を磨く聖なる山々
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-04-22


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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