2010年3月3日（水）
これまで生きてきて、幾度となく、
「死にたい」
という感情を抱いたことがある
が、昨夜ほど
その思いを強く感じたことはない
不思議と
“死への恐怖”にも“残された未練”にも
襲われなかった
こんなことは初めてだ
「今なら死ねる！！」――
そう思った
「自ら命を絶つときは、
きっとこんな気持ちになるのだろうな」
と、感じた
守るべきものがなにもない人間は、
生きる価値をも見い出せない
これからの展望も見つけられない私には、
生きてゆく資格はないのだ！！
この辺で人生を終わりにするのも
悪くないのではないか．．．
自らの手で、自らの命に区切りをつけるなんて、
なんて素晴らしい！！
セ・シャルマン！！――
それでも鼓動は打ち続ける
生への希望なのか
それとも、死へのカウントダウンなのか．．．
友だちからメールが来た
食事会のお誘いだ
が、全くそんな気にはなれず
メールを返信する気持ちにもなれず
思い切って返信はしてみたものの．．．
全く気持ちが上がらない
2010年3月11日（木）
私は生きていてもいいのだろうか．．．
今の私は、
とても“生きている”とは云えない
生きるに値しない人間だ！！
彼は、
「俺のために生きて」
と云う
でも、“ひとのために生きる”なんて
考えたこともない
自分の人生なのに．．．
自分の命なのに．．．
なのに、
“ひとのために生きる”なんて．．．
正直、重い．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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