門脈動脈同時塞栓療法の切れ味

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

先日、
私の母校の小学校
呼ばれて、

医者という職業について
お話をしてきました

小学校が
30年前・・・汗
とあんまり変わっておらず・・・

甘えん坊だった私が
1年生の時に、
母と離れるのが嫌で
大泣きしていた下駄箱も
そのままでした (笑)

色んな事がありましたが、

私の1年生の時の
作文に、

回診に行く初代ガンちゃん先生に
連れられ病院に行った
その日に、
医者になろうと思いました

と書いてありました
その日から、、、

”があります

と考えると
なかなか感慨深いものです

色んな事がありましたけどね・・(笑)

さて、
本日ご紹介しますのは、

1年前に
治療を行った
進行肝臓がんの患者さま

山口県から来院されました
前医では治療不能・・と簡単に言われてしまったようで

1年前当院に来られたときには、

肝臓内は5cmの肝臓がんと肝内に他に病変が
そして、大動脈のリンパ節に転移がある状態
です

スライド2

進行した状態とは言えますが、
治療ができないレベルでは全くありません

まず、肝臓内の病変を制御する必要がありますので、
1年前にカテーテルで
門脈動脈同時塞栓療法

スライド3

それで、一回の治療で
1年無再発

これが
門脈動脈同時塞栓療法の切れ味です

その後、速やかに
大動脈のリンパ節は
放射線治療を依頼し、
ほぼ退縮

スライド5

治療できないと言われた方が、
ほぼ1度の治療で
癌無しの状態です

スライド7

今の肝臓がん治療の流れでは、
こういう肝臓外に転移した状態では、

レンバチニブ、ネクサバールの内服薬が
投与される可能性が高いのですが、、

一辺倒に“それ”ではないと私は思います
とても良い薬で、
私自身の基礎的研究の主役になる薬たちなのですが、
だからこそ、
ベストな使い方があると思っています

ご紹介した患者さまは
とっても良い方で、
ご家族とも仲が良く、
そういうの見ると、
心ポカポカ
嬉しくなりますね

という事で、
本日も、
心ポカポカで
ガンばりますか

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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