先生、親父、ちゃんと薬も飲まんと、
風邪っぽい時だけ、電話してきて、
電話でしんどいとか、お前の責任やとか
ばっか言うんですわ。
先生、親父、普段は僕に文句ばっか言うくせに、
母が苦しそうになる時だけ、お前、世話しに来い！
お前のオカンやろ。ってひどいんですわ。
親父なんて自分の仕事優先で、、、僕には休めと。
先生、親父、頼んできたことこっちが代行して、
なんとかしたのに、親戚には、
さも自分がやったように言うて、、、、、
お金に困ると、息子に取られたって親戚に言うんですわ。
酒のんで、道で寝込んで、警察に保護されたこととか、、、
もうすっかりなかったことにして、、、（泣）
先生、親父、酔っ払って溝にハマって、
救急車で運ばれて、お母ちゃんが泣いて、
こっちに電話でSOS。駆けつけてみたら、
可笑しいお母ちゃんの勝手な電話だと
親父は、お母ちゃんを詰るんです。
先生、親父、毎晩毎晩スナックで、
女のとこに行ってるくせに、帰ってきたら、
怒鳴りまくって近所の通報。
ご近所には、頭を下げに、母に代わって、僕がするのに、
遠くの兄弟にも手伝ってほしく連絡すると、
母が狂ってるんやから、、、と掛け合わないんです。
親父も兄弟も、鬼ですわ。
説明を重ねても重ねても、ご本人や遠い身内に、
残念ながら理解されないことがある。
なのに、肝心なときは、その人の優しさに付け込んで、
利用するだけ利用して、その人の人生までも踏みにじる。
一体どれがホントの本人なのか。
コレは本当に血を分けた家族なのか。
何を信じて進めば良いのか。
どこまで我慢すれば良いんだろうか。
先が見えないそんな長いトンネルの中、
それでも、馬鹿が付くほど頑張っている。
そんな風に、踏ん張っている介護離職しそうな
同世代の人を見ると、涙が出るし、僕はほっとけない。
そんな親父も、実際は不安でいっぱいなんだろう。
その息子に頭を下げれば、いいだけなのに。
そんな親父の周りには、一見、正義のふりの悪魔が忍び寄る。
はっきり言って見てらんない。
でも、コレだけは言えます。
あなたは本当に頑張っていますよ。心から応援しています。
僕らに任せて、自分の人生を歩んで欲しい。
僕らに任せることは、あなたの罪ではない。
大丈夫です。神様はきっと見ていますから。
ばかまじめでどこが悪い。
そんなあなたを僕はずっと応援しています。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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