≪私の記録 130≫ 『余命1ヶ月の花嫁』のテレビ放送を観て――

    2008年5月8日(木)

今日は気持ちが重い...

というのも、きのう、
『余命1ヶ月の花嫁』のテレビ放送を観たからだ

長島千恵さんが亡くなったのは、
昨年の5月6日

千恵さんの死から1年を迎えて
再び放送された形だ

去年、放送されなかったことなども
今年はやっていた

それは、彼...太郎さんとの
メールのやり取りだ

テレビを観ながら、
自分のことと重なってしまった...

きのうの放送では、
放送前日の6日、
千恵さんのお父さんと太郎さんが
千恵さんの墓前に
手を合わせるシーンからはじまったのだが、
私はそのとき、
すでにこらえきれなくなっていた

内容を知っているだけに、
悲しすぎる...

「あの若さで...」と思うと、
切なすぎて
とてもつらいドキュメンタリーだ

彼女と私は同じ“乳がん”

もちろん、重なる部分はある

でも、同じ乳がんでありながら、
私のそれとは全く別物だ

あんなスピードで
がん細胞が増殖するなんて...

とっても怖くなった

千恵さんはきっと、
治らないことはわかっていたのだと思う

毎日毎日つらい思いをしていた彼女

それは、
想像を絶するつらさなのだと思う

きっと、
普通に元気になりたかったのだと思う

こんな痛みやつらさから
逃れたかったのだと思う

あんなにつらい思いをしたまま
死を迎えなければならないなんて...

楽になることが、“死”だなんて...

悲しすぎる

切なすぎる

でもそれが現実なんだ

このドキュメンタリーは
とても奥が深いと思う

病気の千恵さんだけではなく、
お父さんや彼のことを思うと遣りきれない

色々な角度から見ると、
それぞれに考えさせられる

...そう

なにもかもが奇蹟なのだ

我々にあしたが来ることも、
健康で暮らせることも...

すべては奇蹟の中で生きているのだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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