恐怖症。

「コロナが広がっているから、
 どこへも行けない」――

今はそんな言い訳ができる

本当は、
“~恐怖症”の発作(みたいな症状)が
出るのが怖くてどこへも行けないのに

大きな物音

騒ぎ声

揺れ――

それは、いつもの日常の中で、
突如として起こる

たとえば、車やバスの揺れ、

けたたましいエンジン音

たとえば、楽しいはずのボウリング

みんながわいわいと騒ぐ声、

ボールを投げたときの、
「ドン!!」という着床音、

ピンが弾ける音...

たとえば、
ショッピングセンターの人混み

ざわざわとした音が、
うるさいくらいに耳の奥に響く

2階や3階の揺れも、
熱気も...

それは、
その場から逃れたくなるほどの苦痛

意識を失った方が楽...

どこへも行けない

行くのが怖い

思えば、
幼い頃からその気があったな...

酷くなったのは、4年ほど前

今はまた軽くはなったが、
一度あの苦しさを経験すると、

「また来るのではないか...」

と、不安になる

ひどいときは、
あの発作的症状を思い出すだけでも
症状が現れたから

数日収まらないこともあった

行きたいところがたくさんある

会いたい人もたくさんいる

でも、ほぼ諦めた

とりあえず、
車で1時間ほどの海に行くのが精一杯だ

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Source: りかこの乳がん体験記

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