2008年7月8日(火)
・デポ注射 20回目
・採血
・細胞診、組織診
今日も晴れてくれた
あまり暑くもなく、楽だった
今日は3時に予約を入れていたけれど
やっぱり夏は少し気温が下がる、
これくらいの時間の方がいいかもしれない
それに病院もあまりゴミゴミしない
今日の夕方の病院は、
本当に静かだった
「今、(カルテ)見たら、
(デポ)今日で20回だな。
あと4回...。
ここまでやったら、
最後までやった方がいいでしょ」
と、先生に云われた
副作用がひどすぎて、
「治療やめる」「やめない」で
主治医とは何度も
話し合ったてきたからなぁ...
「2年やらなくても
24回(10月)でやめてもいいし、
11月までやってもいいし...」
と言われても、
「(デポ)“2年”といっても
4週に一度だから、
日にちが合わなくなるから――」
という説明を受けても、
「(副作用、以前と)変わらない?」
と聞かれても、
実はずっと上の空だった
...というのも、
左胸の、
手術をしたところにあるしこりが
気になっていたからだ
先月の外来のとき
聞いてみようと思ったけれど、
薬の話になったので言い出せなかった
しかも、たぶんこのしこりは
術後まもなくからあったと思うので、
素人判断で、
「大丈夫」
とも思っていた
でもここ数か月、
気になりはじめていた
手術のせいで硬くなっていたところが
だんだん軟らかくなるにつれ、
そのしこりが
どんどん目立ってきたのだ
もしかしたら、
大きくなってきたのかもしれない
ガチッ...とへばりついたような、
動きの悪い硬いしこり...
ちょっと気味が悪い
きっと先生のことだから、
「手術で硬くなっているだけだから
大丈夫だ」
と、
あっさり云うだろう...
云ってくれるだろう...と
期待をしていた
あるいは、触ってみて、
「ちょっと怪しい」となって、
「エコーで診てみよう」となって、
実際に検査したら、
「大丈夫だな」となるはずだった
そう、私の頭の中のシナリオでは...
が、このストーリーには
まだ続きがあった
“エコーで診る”というところまでは、
一応、想定の範囲内だったので
覚悟はできていた
じっくりと時間をかけて
エコーで診てくれる先生
そして先生が口を開いた
それは、
「うん、大丈夫だな」
ではなく、
「一応、細胞とってみてみよう」
だった...
デポだけで終わると思っていた狭い処置室は、
突如として慌ただしくなった
細胞・組織診の準備に
慌てて動き回る看護師さんたち
デポを打ってもらったあと、
診察台に横になりながら
その足音を聞いていると、
なんだかとんでもない事態が
起きてしまったような気がした
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Source: りかこの乳がん体験記
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