数年前から話題になっている、
“エンディングノート”
私も加除式のファイルに
様々なものをまとめている
特に今の時代、
IDやらパスワードがてんこ盛りである
そしてもう一つ、
大切な自分の“意思”がある
“リビングウィル”だ
“リビングウィル”とは――
○リビング(Living)・・・生きている
○ウィル(Will)・・・意思、遺言
“生前の意思”のことで、
終末期における事前指示書
乳がんの手術をして
2年ほど経った頃だっただろうか
看護師さんに
「最期はどうしたいか、
元気なうちに自分の意思を
はっきりさせておいたほうがいい」
と、教えてもらったことがある
緩和ケアに関する講義を聴講しても、
最後はそのテーマになる
意思表示ができない親を前にして、
家族がもめるケースが多いという
が、実際、
「最期はどうしたいか...」
なんて、元気な時には
なかなか判断がつかないものだ
それを身近なものとして考えさせられたのは、
母の死だ
母は緩和ケア病棟に入院したとき、
主治医に、
「延命治療はしない」
と、話していたようだ
「え? そうなの?」と驚いた
が、主治医が言うには、
「一度心臓が止まって延命措置をしたとしても、
生きていられるのはおそらく数時間です」
とのことだった
父は、
「それでいいです。
蘇生しても本人が苦しむのは、
私も望みません」
そう言い切った
家族としてもつらい選択だった
「少しでも長く生きてもらいたい」
それが本音だ
書き記しておく内容は、
○かかりつけ医、飲んでいる薬などを
まとめておく
○家族関係を記しておく
○終末期医療でおこなう、
人工呼吸器や心臓マッサージ、
点滴、胃ろうなどを希望するかどうか
○自分が意思表示をできなくなったとき、
代わって判断をしてくれる
代理人を決めておく
○最期はどこで迎えたいか
がんになると、“死”が身近なものになる
が、“死”は、必ず誰にもやってくるもの
それに、人間、
いつ、なにがあるかわからない
「最期はどうしたいか」――
自分が生きた証の“最期”
最後まで自分らしく生きたいものだ
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Source: りかこの乳がん体験記
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