今、多くの市民さんや患者さんは、
インターネットで、多くの情報を得られる。
どれが正しく、どれが間違ってるかは、
専門的な知識も必要なところもあるが、
学びを進めれば、個人個人で判断できる時代だ。
病気や障害があってもお家での暮らしに取り組める時代になった。
そんな市民さん中心のザイタクこそ、『ザイタク』医療だ。
病院医療をそのまま家に持ってくるのは、
医療者の指示待ち『在宅』医療。『昭和』の医療。
病室をそのまま家に持ってくることは、
市民と作り上げる『ザイタク』医療とは言わない。
新時代の医療者は医療依存度を下げることに取り組めてこそだ。
医療依存度を高めるだけの儲け主義に走っていては必ず取り残される。
このコロナ時代。(まだポストコロナと言いづらい、、、)
多くの市民さんや患者さんが、自分自身の人生を歩みだしている。
つまり、人生を自分自身で決める『ザイタク』医療の時代が到来した。
検査至上主義・治療至上主義・指示至上主義・儲け至上主義の医療は終焉する。
医療が、市民の手の中に、やっと戻されつつあることを感じている。
医療は、暮らしのため、人生のためにある。実験のためなんてあり得ない。
コロナが僕ら医療者の化けの皮を剥がしまくっている。。。。
お薬サンタした際、奥さんが言っていた。
私も主人も、こうやって暮らしてるんです。
こうやって生きてきました。だから、
こうやって死んでいきたいんです。
先生は、時々こうやって助言してくれて
それでいいんです。それだけでいいんです。
横には、人工呼吸器を外してニコニコ玄関まで
歩いて出てこられ、お薬サンタのお礼で頭を下げるご本人さんも。。。
これって、究極の尊厳ですよね。
医療が市民の人生をコントロールする時代は
もう終わったんだなあって、お薬サンタの帰り道、
妙に、清々しかった。
病院施設死が増えた昭和の時代。
医療の『昭和』時代が、やっと終わる。
車のラジオからはこれが流れていた。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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