暖かな朝
それもそのはず、
昨夜から雪
外の窓枠には、
少し雪が溜まっている
「積雪量30cm」
「大荒れ」
という予報に反し、
私の街は、雪も風も
それほどでもないのが救いだ
それでも吹きだまりは、
芸術的な模様を描いていた
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
ここのところ、
昔の日記を読み返して、
色々なことを考える
乳がんがわかってから
書きはじめた日記帳
このブログをはじめる前からの
日常や治療のこと、
副作用、再発の不安、
そして、
大きく揺れ動く心の様子を
書き綴ったノートだ
⇩
≪私の記録≫から読み返せます
(現在も更新中)
「あの当時、
こんなことを思っていたんだなぁ」
「そうそう、あの頃は、
こんなに心が乱れていたっけ」
と、懐かしくもあり、
また、
あのときのつらさが蘇ってきたリ...
その中で時折出てくる、
「私はなんのために
生きているのだろう...」
という疑問
病にならなくても、
がんにならなくても、
それはときどき
考えることなのかもしれない
実際に乳がんになる前も、
私はそんな虚無感を抱えて生きていた
そんな私ががんになり、
生きるために手術・治療をして...
それはそれは、つらい副作用に苦しむ
“生きるため”
でも、あまりにもつらすぎた
がんをやっつけるための治療
が、副作用がつらくて
なにもできない
高い治療費や検査代を払うために、
働かなければならないことも、
理不尽に思えた
「私は乳がんになるために
生まれてきたのか...」
堂々巡りの中、
生きる意味さえ見失っていたのだ
ひとの命は永遠じゃない
誰でもいつかは死を迎える
それは、
どんなに偉い人でも、
どんなに大金持ちでも
副作用でつらい思いをしても、
それは、
これからもずっと生きていくため
長い間、乳がんをやってきて思った
“生きることは自分のためでもあるけれど、
周りの大切な誰かのためでもある”
と...
それは家族や子どもであり、
友人であり、
パートナーであり...
一瞬一瞬、生きていくことが、
きっと人生
“今”を楽しめば、それでいい
昔から私が言っている、
「最期に笑顔で逝きたい」
という言葉
「自分らしく生きられた」
そんなしあわせな思いに包まれたい
もちろん実際の最期は、
そんな思いには至らないかもしれないけれど
たぶん、ひとは、
最期のその瞬間のために
生きているような気がする
だから、“今”というこの一瞬を輝かせよう
“生きる”って、
たぶん、自分が思っているより
もっと単純なものなのかもしれないな...
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Source: りかこの乳がん体験記
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