アメリカ軍が中国の気球を撃墜したことについて、中国政府は「明らかに過剰な対応だ」などと反発していますが、中国メディアによりますと、中国軍も4年前に、上空に侵入した外国の偵察用の気球を撃墜するというアメリカと同様の行動をとっていたことが分かりました。
中国の外務省や国防省は、アメリカ軍が中国の気球を撃墜したことについて「明らかに過剰な対応であり、国際的な慣例に著しく違反する」などと反発しています。
ただ、中国の複数のメディアによりますと、4年前の2019年9月に中国軍の戦闘機が上空に侵入した外国の偵察用の気球をミサイルで撃墜したということです。
当時の報道では、地上に落ちた残骸から外国の偵察用の気球と判明したなどと伝えていますが、外国が具体的にどこなのかは報じていません。
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エラー|NHK NEWS WEB
一方、中国側は気球撃墜に逆ギレした。
中国外務省は5日、「強烈な不満と抗議」「国際的な慣例に深刻に違反している」などと反発した。
米本土上空での気球の飛行が発覚すると、中国外務省は「民間の気象研究用飛行船」と説明し、偏西風の影響で予定の飛行コースから不可抗力で大きく外れたと主張していた。
「民間」と説明していたはずだが、撃墜されると中国国防省が5日、「明らかに過度の反応だ」「必要な手段を使って類似の状況を処理する権利を留保する」などと反発する報道官談話を発表した。
まさに、「衣の下から鎧(よろい)が見える」というしかない。
ロイド・オースティン米国防長官は「米本土の戦略的拠点を監視する目的で中国が使用していた」と突き放した。米軍はスパイ気球の残骸を回収して、分析を試みる方針だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcde2db7f91332f5b31934e21a07912894ccf292
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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