先生、今日は羽伸ばしてきたから、ワタシ、もう大丈夫です。
大好きな姉の大切な時間を支える妹さんが、親友とのほんの少しの休息時間、
おしゃべりお泊り会からのお帰りのタイミングで訪問した。
最近、お姉さんが塞ぎがちで、妹さんも少し凹んでおられた。
人生の最終段階に関わる時、どんな立場の方も、
必死に笑顔で、でも、心の奥の悲しみを飲み込んで、
愛する人のために時間を使い、愛する人を一生懸命に支える。
このハードワーク、人生において、そう何度も経験しない。
時々、マラソンを一人走ってるような感覚になる。
そんな時、伴走者の伴走者でもある僕らはアンテナしっかり立てて
時にちょっとした息抜きも提案しなくっちゃね。
姉には、やっぱり、笑顔で過ごしてもらいたいんです。
だから、先生の仰る通り、また姉と旅に行こうと思うんです。
その為に、外出の練習ももっとしようと思うんです。
ノルディックウォーキングも車いすやスロープの使い方も。
リフレッシュされた妹さんは、大好きな姉の大切な『今』を、ちゃんと待ってくれる。
ハイになってゆこう。灰になっていこう。良かったら聴いてください。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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