『1年と10秒の交換』
．．．という歌がある
先日、初めて知った歌だ
2011年3月11日、午後2時46分18秒
大きく揺れた日本列島
『東日本大震災』である
大きな力に奪われた、たくさんの命
会う約束も果たせないまま、
大切な想いを伝えられないまま、
逝ってしまったひとたち――
そんな想いを込めてつくられた曲が、
『1年と10秒の交換』
――私がこれから生きる1年と引き換えに、
10秒だけ、
あの人をここに戻して――
突然逝ってしまった、
大切なひとへの想いをのせた切ない歌だ
「私は誰と会いたいだろう．．．」
と、考えた
いや、考える余地もなく、
8年前、甲状腺がんの転移で亡くなった、
母が出てきた
母にはたくさん聞きたいことがある
母にはたくさん言いたいことがある
でも、会えるのはたった10秒
きっと、
顔を見て、
手を握って、
そっと抱き合うことしかできないだろう
これから生きる私の1年と、
母と再び会うための10秒の交換――
そしてまた、あの日が来る
3月11日――
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今日は満月
東の空に昇りたての、
黄金色の月と．．．
午後9時40分頃の、
ちょうど満月を迎えた頃の月
3月の月は、
“ワームムーン”というそう
（アメリカでの呼び名）
“暖かくなって、
ミミズやイモ虫が出てくる頃”
．．．ということらしい
あまり気持ちのいい名前では
ないけれど．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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