おはようございます。
2023年4月25日から、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.09372%(税込)へ低下します。
2023年3月30日にたわらノーロードS&P500が信託報酬0.09372%で誕生しましたので、それに合わせる形でコスト引き下げとなりました。
今回も「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」というeMAXIS Slimシリーズのキャッチフレーズが真実であることが証明されましたね。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.09372%へ!たわらに追随する形で値下げです
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.0968%→0.09372%へ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は2023年2月にファンド純資産総額が1兆8,000億円を超え、株式投資信託の純資産総額で日本一になりました。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、純資産総額トップに=2月6日
今回は、「たわらノーロードS&P500」が信託報酬0.09372%という超低コストで発売されたことを受け、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)も同コストへ値下げされます。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬引き下げへ=業界最低の0.09372%以内に-三菱UFJ国際投信
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は受益者還元型信託報酬率を採用しているため、実質的なコストはさらに下がります。
具体的には、
・ファンド純資産総額が5,000億円以上1兆円未満の部分:0.09306%
・ファンド純資産総額が1兆円以上の部分:0.09240%
となります。
すでにファンド純資産総額が2兆円に迫る勢いであり、これまでの運用実績も安定しているため、今後も最強の投資信託の1つであり続けると思います。
今回も「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」に嘘はありませんでした
eMAXIS Slimシリーズの最大の売りは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というキャッチフレーズにあります。
正直、同じ指数に連動する商品であれば、よほど下手な運用をしない限り、インデックスファンドのリターンというのは大きく変わりません。
唯一差が生じるのが「コスト」になりますが、コスト面において「実質最低保証」をしてくれるとわざわざ他社に乗り換える理由がありません。
特に、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のようにファンド純資産総額が日本一の規模であり、運用実績も申し分ない場合は比較検討する時間と労力が無駄と言えるほどです。
他社がより低コストな商品を発売しても売れ続けるのは結局eMAXIS Slimか
他社がより低コストな新商品を開発したとしても、eMAXIS Slimシリーズがそれに追随する形ですぐにコストを下げる場合、後発商品が勝つ見込みはほぼありません。
これまでに積み上げてきた運用成績、ファンド純資産総額が桁違いですので、コスト面でよほど大きな差がなければ乗り換える理由がないからです。
これからもS&P500に連動する投資信託はどんどん増えていくでしょうが、何も考えずにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積み立て続ければOKということになります。
これはS&P500に限った話ではなく、全世界株式クラスの投資信託もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を超える売り上げを目指すのはほぼ不可能と考えられます。
まとめ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬率が0.09372%へ下がります。
このように、他社の値下げに迅速に追随してくれると余計なことを考える手間がなくなりますので、我々個人投資家としても大変助かりますね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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