おはようございます。
SBI証券独自の強みとして、「米国株・ETFの定期買付サービス」が利用できる点が挙げられます。
今までは、米国株・ETFの買付手数料が最低5ドルでしたので、最低でも1,000ドル単位で買い付けないと手数料負けしてしまいました。
いくら定期買付サービスが便利であったとしても、最低1,000ドル単位ですと多くの人にとってはハードルが高かったのも事実です。
1銘柄であればなんとか定期積立可能だったかもしれませんが、毎月3銘柄を積みたてようとすれば3000ドル以上が必要だったわけですから、厳しいですね。
しかし、今現在は米国株・ETFの購入時の最低手数料は0ドルになっていますので、以前とは状況が一変しています。
SBI証券の米国株・ETF定期買付サービスは1株から使いやすくなりました
米国株・ETFの購入時最低手数料がゼロとなり定期買付サービスが身近になった
マネックス証券から始まった一連の米国株・ETFの買付手数料引き下げによって、最低買付手数料は0ドルとなりました。
この手数料の値下げによって、SBI証券の「米国株・ETF定期買付サービス」の利便性も大きく向上しました。
というのは、最低手数料が0ドルになったことによって、50ドルだけ購入しても手数料は0.45%、500ドル購入しても手数料は0.45%と一律になったからです。
よって、「毎月3株ずつVTを定期積立する(約25,000円)」といったことも自由に実践できるようになったわけですね。
投信積立を利用してみれば分かりますが、定期積立サービスは少額でも気軽に利用できるか否かというのが大変重要です。
そういった意味では、米国株・ETFの定期積立サービスもようやく現実的に利用なサービスになったと言えるでしょう。
住信SBIネット銀行からSBI証券へドルを移す手間は省けません
SBI証券の画面で「円貨決済」を選択すれば完全自動化も可能ですが、この場合ドル円の為替手数料が25銭になってしまいます。
住信SBIネット銀行の外貨普通預金で米ドルを仕込めば為替手数料は4銭に下げることが可能です。
さらに、外貨積立の場合は為替コストは2銭になりますので、無視できないレベルの為替コストの差と言えますね。
住信SBIネット銀行で米ドルを仕込んで、それをSBI証券へ移動させ買付余力に反映する所は手動で行う必要があります。
慣れてしまえばさほど手間ではないのですが、このSBI証券へ米ドルを移すステップを忘れてしまいますと、買付余力不足で定期積立が実践されませんから気をつける必要があります。
投資初心者の方であれば、「毎月◯日に住信SBIネット銀行からSBI証券へ米ドルをうつす」というルールを決めておいた方がよいでしょう。
まとめ
私自身は今現在は利用していませんが、投資初心者の方にとって米国ETFを機械的に積み立てるというのは有効な戦略だと思います。
米国ETFの定期積立サービスを活用したければSBI証券一択ですね。
【SBI証券】
米国株・ETF取引にはSBI証券がおすすめです。私自身も外国株取引にはSBI証券を利用しています。
こんな記事も書いています。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの信託報酬はわずか0.109%です。VTの経費率0.09%とほぼ遜色ない水準ですね。
つみたてNISAなどの投信積立では楽天ポイントが獲得できる楽天証券に強みがあります。
投資信託とETFの性質の違いについて論じた記事です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
コメント