はごろもフーズが製造依頼したツナ缶に“ゴキブリと見られる虫が混入していたことでブランドイメージが傷つけられた”として、製造元の興津食品に約8億9700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11月8日にあった。
静岡地裁は興津食品に対し約1億3000万円の支払いを命じたが、その詳細はいまだ明らかになっていない。なぜなら判決文を含めた裁判資料の一部は現在、はごろもフーズ側が閲覧制限を申し立てたことで、第三者などは見ることができないためだ。
興津食品側の代理人弁護士を務める増田英行氏がこう話す。
「“勝訴”でありながら閲覧制限を申し立てた真意は測りかねますが、私たちとしては制限が解除され、多くの人に事実関係が検証されることを望んでいます」
今回、すべてではないものの、主だった裁判資料の一部を入手。読み進めていくと、騒動の裏側にある新事実が明らかになった。
以下は陳述書に記された、同社担当者とスーパー側の当時のやり取りだ。
〈「実は、検査結果は出ています。検査結果では、開封前にゴキブリが入ったものと判断できます」と、ここまでとは異なる説明をし始めました。そして、「製造から2年経っている製品なので、弊社の方針で、公表も自主回収もしません。」「今回の事故の責任は、弊社ではなく製造した下請会社にあります。」とおっしゃいました。私は(担当者の)この発言に対して、「お宅が責任を持ってやっている商品について、下請けの責任だということはないでしょう。」と異論を唱えたことを強く記憶しています〉(原文ママ)
不信の念を深めたスーパー側はその後、保健所に虫混入を通報。さらに山梨県内のスーパーなどで構成される業界団体の定例会で、再発防止の観点から情報共有を図るべく、今回の虫混入事故について報告した。その内容を聞いて“はごろもフーズの対応に問題がある”と感じた業界団体関係者を通じて〈マスコミの知るところとなり〉騒動に発展したとある。
騒動を機に売上高の約9割を占めた同社との取り引きを打ち切られ、現在は事実上の廃業状態にある興津食品。
残されたのは「正義」を求める闘いだけという。
下請けに業務改善指導するならまだしも、、、
ウチのブランドに傷つけたな!と賠償請求して潰しに来るはごろもフーズ、、、
「下請けいじめフーズ」と改名すべきですね。
下請けの怨念がこもった食品が多そうです。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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