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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
先週は奈良県で
年に一度の肝臓学会総会がありました
また、肝臓学会総会の前に急性肝不全研究会という研究会もあり、発表で呼んで頂いたので
奈良で二つの演題を発表してきました
学会で演題を見てみますと
日本の肝臓がん治療の雰囲気、どのような方向に向かうのかが
分かります
喜ばしいことに、
良い方向に向かっているように感じました
良い方向とは何かといいますと、
外科で切除ができないような状態でも、
カテーテル治療や
薬物療法を組み合わせて、
癌を縮め、
外科切除ができるような状態にもっていき、外科切除で癌ゼロ/Cancer-free(キャンサーフリー)
というConversion(コンバージョン)治療の考え方が拡がってきているように感じました
どれくらいの割合でCancer-freeにもっていけるかについてですが、
私たちのもつ200例以上のデータでは、
薬物療法の筆頭である
テセントリク+アバスチンでは、
5-10%
100人治療して5-10人、テセントリク+アバスチンでCancer-freeになりました
私の同僚が、このデータを肝臓学会で発表してくれました
他の施設では20%以上の方がCancer-freeを得る事ができた報告もありました
この切除ができない肝臓がんでもCancer-free/癌ゼロを目指すという考え方は
私たちが、これまでずっと提唱し続けてきた治療コンセプトで、
この癌ゼロ作戦においては、
私たちが行う肝動注化学療法 New FP療法が良いのです
私がもつ200例以上のNew FP療法を行った肝臓がんの方、
ほとんどが余命一年未満の方々ですが、
そのような進行した状態でも、35%の方が
一旦、癌ゼロ/Cancer-freeが得られているデータがあります
薬物療法では、癌をいかに大きくさせないか、
一つの薬剤でダメなら、控えている他の薬剤もうまく繋げていって
命を延ばすという作戦が主体になりますが、
Cancer-freeを目指す風潮が日本全体にあることは本当に喜ばしい事です
Cancer-freeという観点において、質の高い局所治療であるNew FP療法や門脈動脈同時塞栓療法というのは、絶対的に有用ですので、
もう一度見直されてくるのでは・・と思います
患者さまにとって、良い医療が拡がるのは本当に素晴らしいことです
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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