医学の常識では語れない、がん患者としての経験。

その他

『乳がんのしこりは、
 ベタっと貼りついて動かない』――

という定説

たぶん、医学の常識

私も左の乳房にしこりをみつけたとき、
医師に言われた

「うーん、コロコロとよく動いているから
 大丈夫だと思うよー」

しかも、2人の医師に

まぁ、そのうちの一人は
産婦人科医ではあるが...

しこりをみつけたとき、
真っ先に頼ったのは、
家にあった20年前の古い『家庭の医学書』

そこにも、

“乳がんのしこりは動かない”

と、書いてあった

“コロコロと動くのは良性腫瘍”

であると...

が、結果的に私はがんだった

  ちなみに乳がんの場合、
  “良性”から“悪性”に変わることはない

  ...と、
  きっぱりと断言されているほど

  ただ、良性であっても
  “腫瘍をつくる”ということは
  “正常な細胞ではない”ということ

  その陰に
  がんが隠れている場合や
  がんができる可能性はあるそうだ

では、
“コロコロと動くがん”があるとしたら――

たとえば、
乳管内に留まっている“非浸潤性乳管がん”

周囲の組織に浸潤していない状態なので、
もしかすると
乳管内でコロコロと動くのかもしれない

現に私の周囲では、
“非浸潤がん”と診断されたうちの2人が、
やはりコロコロと動くしこりだったようだ

私自身も、3つあったうちのひとつが
“非浸潤がん”だった

そして、この“非浸潤がん”

「乳管内に留まっているので
 転移の可能性なない」

と、言われている

そう、“理論的”には

が、遠隔転移をした事例も
いくつもあるわけで...

実際にわきの下のリンパ節に
転移が認められていなくても、

他臓器に転移が見当たらなくても、

がん細胞は密かに身体の隅々に
運ばれているということになる

そう考えると、
本当にがんは厄介だと思う

しつこいと思う

頑強だと思う

手強いと思う

進歩をし続けているがん治療

近年の発展は、
本当に目覚ましいものがあると思う

が、それでも未だ
解明には至っていないがん

  殊に“非浸潤がん”は、
  まだ実態がわかっていない

完治へ手が届きそうで届かないのは、
それほど難しい病気ということなのだろう

...話が逸れたが、

たとえ「良性」と診断されたとしても、

たとえ、
しこりがコロコロとよく動いていたとしても、

しっかりと検診は続けてほしいと思う

  たぶん今の時代、私のように、
  「放置しておいていい」と
  言われることはないだろう

検診は、“1度行って終わりじゃない”から

続けていくことに意味があるから――

    今日は13.4℃という涼やかな朝

    が、日中はきのうより気温が上がり、
    33.4℃――

    そんな空に現れたのは、きれいなハロ

2023/06/27 ハ ロ

    美しく虹色を奏でている

    ハロが消えたあとには、
    まるで龍のような雲

2023/06/27 龍 雲

    なにかいいことがありそうな気がしてくる

    いや、そんな気持ちになるだけで
    なんだかしあわせだ

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 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 
Source: りかこの乳がん体験記

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