父親の無知は貧乏を呼び、母親の無知は病気を呼ぶ。
そして、医者の無知は命を奪い、患者の無知は人生を失う。
深夜1時に救急隊から電話があった。
僕の患者さんが救急車を呼び、どこかに搬送されることになったのかと、
ドキドキ不安な気持ちでお話を伺っていると、そうではなかった。
もしもし、こちら〇〇救急です。
尿路カテーテルの交換、してもらえませんか?
はい???
〇〇病院〇〇科かかりつけで、カテーテル閉塞のため、
腹部症状あり、熱発はないものの、交換等対応が必要です。
〇〇病院は、深夜のため、受け入れ困難とのお返事、
また、別の△△病院は、救急外来はあるものの、
かかりつけでないため、受け入れ困難とのこと。
深夜に申し訳ないのですが、もしや?と思い、
連絡をさせていただきました。
先生のところが難しい場合、
市外遠方の病院への搬送となるのですが、、、、
在宅医療は、このような状況の方の受け入れは、
駄目なんでしょうか?在宅医療って、何なんですか?!
、、、、、、、
さて、皆さま。
このような状況で、どうすべきか、
一緒に考えてもらえませんか?
ちなみに、
普段からかかりつけ医になっていれば、
在宅療養支援診療所の在宅診療の一環で、
当然、深夜の対応も可能であります。
では、
普段から深夜でも対応してもらえるかかりつけ医を、
見つけるにはどうすれば良いのでしょう?!
また、深夜にこのようなことを繰り返さないように
予防的に治療ができる医者を見つけるには、
どうしたら良いのでしょう?
いろいろと未然に防げる医者、いませんか?!
また、そんなかかりつけ医として、
在宅療養支援診療所で、
尿路カテーテルのことで、
深夜の交換もしてもらえるためには、
普段から、どうしておけばいいと思いますか?!
こんな地域医療の現状を知っている医者を、
皆さんの地域なら、どの医者か、知ってますか?!
また、病気になった時、誰が真実を教えてくれると思いますか?!
その真実を教えてくれるのは、
救急隊員?消防署?警察?
病院の医師?地域医療連携室?
地域包括支援センター?
医師会の先生?在宅療養支援診療所の先生?
それとも、フーテンの医者?!((笑))
インディアンのことわざに、こんなのがある。
父親の無知は貧乏を呼び、母親の無知は病気を呼ぶ。
僕は、そこに、以下を付け加えようと思う。
そして、医者の無知は命を奪い、患者の無知は人生を失う。
そろそろ海でも行ってこなくちゃな。
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