2009年6月14日(日)
今日は隣町のボウリング場に
中山律子プロが来るというので行ってみた
はじめは行くつもりは全くなかった
が、
「せっかくこんな田舎まで
来てくれるのだから...。
それに、一生会える機会はない」
と、行くことにした
だって、あの、
中山律子さんが来るのだ!!
みんなが投げているところを見ていたら、
私も投げたくなった
色々な施設で投げてみたくなった
この町のボウリング場は小さくて古いけれど、
設備はちゃんとしているようだ
投球の合い間に
律子さんに写真撮影をお願いしたら、
とても快く応じてくださった
ここ数日、ホットフラッシュが楽だ
涼しいせいだろうか
が、倦怠感は相変わらず...
デポが切れて、まもなく半年
なにか変わるだろうか
変わってくれるだろうか
「もう体調はよくならない」と
諦めた気持ちは、
期待に変わるだろうか
でも、きっと、生理は戻らない気がする
先生は、「戻る」と云った
が、今回ばかりは、
先生の云っていた通りにはならないだろう
自分の身体のことは、自分がよくわかる
2009年6月17日(水)
今日は5回目の『がんサロン』
サロンは、
何度も参加している人がほとんどなので
乳がんの患者さんに関しては、
見慣れた顔ぶれになってきた
2年前に乳がんになった、
90歳近いおばあちゃんは、
私を孫のように思ってくれている
初回のサロンのときから、
私のことを気にかけてくれていたようだ
今日は、先日亡くなった、
大原まゆ*さんに関しての
新聞の記事の切り抜きを持って来てくれた
今回は、緩和ケアチームの医師による、
ミニ勉強会もあった
勉強会は、
終末期などの講義だったので、
ちょっとつらかった
新聞社も取材に来ていた
私の家で取っている新聞社だ
また母にバレるだろうか
前回の『がんサロン通信』に書いた文章も、
ちょっと反響があった
反応があること、
頼られること、
目標があることは、
本当に生きる励みになる
さて、次回はなにを書こう...
今日も少し寒いくらいの気温
そのせいか、身体は楽だった
ホットフラッシュも数回来たが、
それほどひどくもなく...
――後 記――
※大原まゆ
北海道室蘭市出身・札幌在住
21歳で乳がん発覚
ブログ『Mayuとあなたと。』
『キセキノート。奇跡の軌跡…☆』
乳がん闘病記『おっぱいの詩』
闘病記映画化『Mayu ―ココロの星―』
2009年5月9日 26歳
乳がんの転移により永眠
2009年6月18日(木)
きのうのがんサロンのことが、
今朝の新聞に載っていた
私が写っていた
思っていた通り、
母にバレそうになる
が、母はたぶん、
『がんサロン』というより、
“なにか、
がんに関しての講義に参加した”
と思っていたように感じた
『がんサロン通信』の執筆をしたことも
バレそうになった
どうやら、以前、
私が勤めていた職場のひとから
聞かされたらしい
まぁ、サロンに参加していることも
執筆をしていることも
母に内緒にしていることは
誰にも云っていないのだから、
仕方がないか...
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Source: りかこの乳がん体験記
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