肝門部胆管がん、肝転移に対する動注療法 経過

外科医

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みなさま、こんばんは
2代目ガンちゃん先生です

暑い毎日が続いていますが、
みなさま、体調はいかがですか?

暑さに加えて、今週から来週にかけて
治療に加えて、講演など予定がいっぱい入っているので
めげそうな私です・・・

今日は、治療の経過のご紹介いたしますが、
その前に、

今週は、広島県の福山市市立医療センターで、
肝臓がんに対するカテーテル治療を行ってきました
ガンちゃん先生出張サービスです

私の大学の同級生が、この病院で医長として働いていて、
(とっても優秀な同級生なんです)
今回、治療の依頼があったので、飛んでいきました
治療は、もちろん、しっかり、うまくいきました

そして、北海道でも講演をしてきました
今日は、北海道から帰ってきて、治療が終わったところで、
ブログを書いてます

来週は、
肝癌研究会が大阪であるので、参加
発表、講演が計3つもあります
そのあとは、台湾の肝癌研究会に招待頂いたので
行ってきます

もちろん、その合間に治療も予定されています
ハードな一週間になりそうです・・

さて、本日ご紹介するのは
肝門部胆管がんに対する動注療法
治療経過
です

この方は、九州福岡県外から来られた患者さまです
80歳を超えるご高齢の方

最初に肝門部胆管がんを患ったのが今から5年前
手術をされ、、その後再発、
4年間、全身の抗がん剤治療を受けて来られました。
ですが、とうとう、腫瘍も進展し、副作用も多く治療継続不能となり

前医では緩和治療に移行する方針となったところで、岩本内科に来院、
治療をさせていただくこととなりました

スライド2
岩本内科で治療をさせていただく直前のCT画像です

治療を開始したのが、今から1年3か月前

ご高齢で、これまでの抗がん剤治療で
骨髄も非常に弱っている状態で、白血球や血小板が低く
確かに全身の抗がん剤治療は厳しい状態
でした

カテーテル留置を行い、肝動注化学療法を開始

スライド4
スライド5

肝動注化学療法では、癌に直接、薬剤を届けるので、
抗がん剤の量は少なく、副作用も出にくく治療を行うことができます

いま、現在1年3ヶ月治療を続けておりますが、
途中、カテーテルの入れ替えが必要になったり、
何かとありますが、その都度、丁寧に対応し、今も治療が行えています

腫瘍は、緩やかに増大傾向にはありますが、
まだ肝機能は全く落ちておらず、治療継続が可能です

スライド3 治療経過のCT画像です

ご高齢でもありますし、強い治療で
元気具合が落ちてしまうと、元も子もありません

動注療法で負担なく、治療継続できていると思われます

治療を行い、適切に管理し続けていくのは大変ですが、
長く患者さまとお付き合いできるのは、私にとっても嬉しい事です

さて、忙しい毎日が続きますが、
ガンばりますか

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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