「“今できること”って、なんだろう．．．」
と、考えてみた
できなくなったこと、
これからできなくなること、
諦めなければならないこと．．．
そんなことばかりが頭を過ぎる
「でも、きっと、
できることがあるはずだ！！」
とりあえず、今の私は、
病気の進行を遅らせなければならない
とは言っても、
進行していくのは確実なわけで．．．
それでも、
できることはやっていきたい
それがたとえ、
無駄な努力ことであったとしても
まず、長距離は歩かないように
車のない私には難しい
が、正直、
長距離を歩くことができないのが現状だ
重いものを持たないようにする
これも、
どこまでできるか．．．の問題がある
そもそも持っているバッグが重すぎだ
そして筋力を落とさないように
歩けない（動けない）と
確実に落ちてゆく筋肉
激しいスポーツは禁止されているようだが、
（そもそもできないが．．．）
バイクは大丈夫らしいので．．．
あとは、楽しいことをたくさんしたい
たくさん笑いたい
行きたいところにも行きたい
歩けないけど．．．
おいしいものも食べたい
太っては駄目だけど．．．
今日は少し痛みを感じる
痛みが強くなると、
「進行しているのかな．．．」
と、悪い方、悪い方へと考えてしまう
が、いつか限界が来る
それが1年後なのか、
それとも3年後なのか．．．
5年以内に
90％のひとが進行するらしい
驚愕の現実である
「まぁ、
命にかかわることではないし．．．」
とも考えてみた
が、進行していく中で、
日々、
痛みから逃れられないのかと思うと．．．
その痛みが
強くなっていくのかと思うと．．．
やはり簡単には考えられない
しかも
生活自体がままならなくなるのだ
「普通は、
もっと早くに症状が出てくるんだけどね」
と言っていた医師
30～40代に発症することが多いらしい
20代で発症したひともいる
「なにがよかったのだろう．．．」
と、進行を遅らせた原因を考えてみた
立ち仕事はしていたし、
26年もボウリングをやっていたし．．．
どちらかと言えば
股関節に負担がかかることばかり
していた気がするが．．．
「もしかしたら、
これがよかったのだろうか．．．」
それが、“ストレッチ”
中学校の体育の授業がきっかけで
はじめたストレッチ
20代の頃、
数年やっていなかった時期もあったが、
それ以降、ずっと続けている
これがいいのか悪いのか、
実際はわからない
でも、続けていこう
ちょっと痛いけど
さ、とりあえず、一日一日
あしたはなにをしようか
おいしいものも食べたいな．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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