おはようございます。
ブログを始めて約3年になりますが、投資ブログを運営し始めてから自然と他の方の投資ブログを読む機会が増えました。
それまでは「自分は自分、他人は他人」といったスタンスでした。
しかし、実際に他の方の投資ブログを拝見しますといろいろ勉強になることが多いです。
ポートフォリオを公開されているブロガーさんの場合には、何はさておきポートフォリオに目を通すことでその人の考えがよく理解できる気がします。
他人のポートフォリオから多くを学ぼう!
ポートフォリオを見て投資家の気持ちや考えを読み取る
ポートフォリオを見れば、その投資家がどのような投資方針なのかある程度分かります。
・総資産規模はどの程度か
・国内株中心か、海外株中心か
・債券比率はどの程度か
・インカム重視か、キャピタル重視か
・インデックス中心か、個別株メインか
といった点はポートフォリオを見れば即座に判断できますね。
成功体験は再現性が乏しいが、失敗談からは多くを学ぶことが可能
実際に自分の身銭を切って投資するわけですから、人間であれば誰でも当然「損はしたくない。その上でできるだけ良いパフォーマンスを上げたい」という欲求があるはずです。
その人なりに自分にとってベストだろうと考え抜いた結果が反映されるのがポートフォリオですから、他人のポートフォリオを見るのは大変勉強になります。
個人の性格や今までの投資歴など、様々な要素がポートフォリオには現れますね。
昔から投資ブログをされているブロガーさんの場合、昔と今のポートフォリオを比較してみるのも大変おもしろいです。
その時々の株式市況に合わせて、柔軟に考えて戦い抜いた結果がひと目で分かります。
もちろん、どんなに優秀な投資ブロガーの方であっても、途中で痛い目を見た経験はあるわけですが、そういった失敗談は特に勉強になりますね。
成功体験を今からそのまま真似しても成功できる可能性は低いですが、多くの人が失敗しやすいポイントというのはある程度共通していますから、失敗から学ぶ方が普遍性は高いです。
ポートフォリオの方針変更は全く問題なし
もちろん、ポートフォリオの内容を途中で変更することは全く問題ありません。
人間は機械ではありませんし、社会情勢も刻一刻と変化しますから、その時々の自分の置かれた状況によって投資方針に変更があって当然と言えます。
ただし、その場その場の感情にあまり簡単に流されすぎますと、負ける確率も高くなりますから注意が必要です。
一時的な感情に流されたまま重大な決断をしていないか、時に自分を客観視する冷静な視点は必要でしょう。
最終的には、自分なりに納得して楽しく投資が継続できればよいのではないでしょうか。
投資をしていると嬉しいことばかりが連続で続くことはありませんが、何か不測の事態があっても楽しめる範囲内で投資をする、というのは重要だと思います。
「個別株数種だけ」といった尖ったポートフォリオを見るのは面白い
特に、「個別株数銘柄だけ」といった尖ったポートフォリオを組んでいる方は、よほど確たる自信や根拠を持ってその銘柄を選択している場合が多く、ブログを読んでいて大変ためになります。
私には真似しようと思っても実践できないのですが。
自分の投資方針と似ているブログよりは、自分と正反対の投資方針のブログを読む方が面白いです。
ETFやインデックスファンドでは、単調でブログのネタにもなりませんが、尖ったポートフォリオの場合には、株価が上がろうが下がろうがネタになります。
一方で、ポートフォリオの銘柄数が少なくなればなるほど、四半期ごとの決算やその企業にまつわるニュースを絶えずチェックし続ける必要が出てきますから、神経を使いますね。
医師としての日常業務以外であまり細かい神経を使いたくない私には、とても実践できない投資法です。
しかし、自分と正反対の投資手法を実践している方、特に上記のように尖ったポートフォリオで大きく成功している方を見ると純粋に応援したくなりますね。
まとめ
他人のポートフォリオというのは、その人が考え抜いた結果が反映されますので、ポートフォリオを眺めながらその意図を読み取ることで大変勉強になります。
特に、自分と真逆の投資方針の方が成功していると、素直に応援したくなりますね。
こんな記事も書いています。
お金のIQとEQのバランスが重要という記事です。他人のブログを読む時も、その人の経験値が自分と大きく異なれば、自分には適応できない可能性があります。
ポートフォリオを眺める時は、保有資産の「質」にも目を向ける必要があります。総資産額が大きくなればなおさらです。
結局は自分のフィーリングにマッチする方法を見つけられるかどうかが大変重要です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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