おはようございます。
今は本業が多忙なこと、また、家族と過ごす時間、ブログを書く時間などやりたいことが多すぎることもあり、片手間で実践できるインデックス投資をメインにしています。
一昔前までは個別株もいろいろ手を出していました。
投資の利益には値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金などのインカムゲインがありますので、個別株投資の戦略としては、
1) 高成長銘柄に投資して値上がり益(キャピタルゲイン)を中心に狙う
2) 高配当の成熟銘柄に投資をして配当金(インカムゲイン)を中心に狙う
の2つに分けられます。
本日は配当金を重視した投資戦略について考察します。
高配当株は長期保有で安定的なキャッシュマシーンに変わりうる
値上がり益を目的とした個別株投資は自分には向いていなかった
私は、個別株投資をやる時は投資先の企業が生み出す配当金を重視しています。
今現在の配当利回りだけでなく、過去の配当の歴史を振り返り、今後も減配の可能性が低い銘柄を選ぶことも重要です。
一方、純粋な株価の値動きを見極めることは大変難しく、株価の値動きを見極める自分の目を信用していません。
値上がり益を目的とした個別株投資もいろいろやりましたが、私には売買のタイミングを見極める目がないようです。
過去の経験から、配当金を重視した「負けにくい投資」の方が「大きな勝ち」を狙う投資よりも精神的に楽であることを実感しています。
高配当株は長期保有によって安定的なキャッシュマシーンに変わりうる
高配当株は長期保有によって、安定的なキャッシュマシーンに変わりうるのが最大の魅力です。
私も、今では個別株の新規買い付けはしていませんが、ずっと前に購入した銘柄のいくつかが今でもキャッシュマシーンになっています。
仮に、10年以上株価が横ばいで推移したとしても、その間に配当金を積み重ねることによって損をしない状態を作り上げることが可能です。
アベノミクスのような上昇相場に乗っかることができれば、それ相応の含み益もありますので、今後2〜3割程度の下落にはびくともせずに保有し続けることが可能です。
取得時価格から見た配当利回りが7.0〜8.0%に達することもありますから、そういった銘柄は黄金銘柄としてずっとホールドでよいと思います。
うまく時流に乗る必要がありますが、こういった銘柄をいくつか保有することができると精神的にだいぶ楽になりますね。
「投資元本の何割かを回収した状態」は精神的に非常に楽
配当金はある程度安定的ですので、株数を積み上げれば積み上げるほど配当が増えていくことが身をもって実感しやすいです。
これは、先の長い長期投資においてモチベーション維持のために有効だと思います。
また、投資をやっている以上、投資元本より増えているか減っているかは常に気になると思いますが、配当金によって投資元本の何割かを回収した状態というのは、精神的に非常に楽です。
仮に含み損があったとしても、少々の含み損であれば配当金が出るからまぁいいだろうと納得できます。
要するに、株価が下がった時の金銭的・心理的なダメージを抑える効果が期待できるということですね。
投資で失敗する一番の原因が人の心理面にあるとよく言われますので、精神的にゆとりを保ちながら投資を継続できる方法を模索したいものです。
高配当銘柄とは言えども、個別株投資にはインデックス投資にないドキドキ感とリスクがありますので、そういった要素を除外したい方は素直にETFを購入しておくのがよいでしょう。
総合的に見て、やはりVTなどのETFはバランスよく強いと思います。
まとめ
高配当銘柄は、うまく時流に乗ることができれば、長期保有で安定的なキャッシュマシーンに変貌しうるのが大きな魅力です。
VYMやHDVなどの高配当株ETFを活用すれば、キャピタルゲインとインカムゲインをバランス良く狙うことも可能ですね。
こんな記事も書いています。
老後のことを考え、まずは「月10万円の配当金」を第一の目標にコツコツ投資を継続しています。
個別株投資は楽しいですが、やはりそれなりのリスクと労力がかかります。片手間投資にはインデックスファンドかETFでしょう。
2018年は、高配当ディフェンシブ銘柄と新興国市場が不調でした。不調な時期に仕込むのも一考でしょう。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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