間もなく阪神タイガースVSオリックスバハァローズの日本シリーズが始まりますが、
その前座試合(ごめんなさい最終戦です)で、試合前練習が終わるとロッテの吉井理人
監督は選手たちを集めて次のように語ったそうです。
「みんな、緊張してると思う。そもそも緊張は戦うか、逃げるか。どちらかの準備をするための人間が持っている機能。だから緊張するのは当たり前」と切り出したそうです。
「だから逃げるは恥でも何でもない」ということですね。
”だから”以降は私の創作です。
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アダルトチルドレンさんの多くは、仕事を振られると「逃げたらだめ」または「逃げると
正義じゃない」と考えてしまいます。押し寄せてきた波に対して、逃げてしまうと、ずっと
罪悪感を感じるからです。この場合「逃げる」は敵前逃亡と同義だと思います。
ところが、名監督(まだ優勝しておられませんが)の吉井さんが言った意味は、
決してマイナスな意味合いではなく、遠い昔から人間が猛獣などと出くわした時に、
命を奪われないための大事な手段を意味しています。どうすればこの猛獣から逃げる
ことができて、しかもいずれはこの強大な敵を倒せるかということでしょうね。
日常の仕事では、多くのACさんがほかの人より多くの仕事を引き受け、自分だけが
サービス残業をしなければならないような状況に追い込まれています。
その原因がいじめであればまた別の対策が必要なのですが、「人に頼めない」や
「手が遅い」が理由なら、頑張って改善することができます。今逃げることは、
恥でも何でもありません。いつか大きくなって舞い戻るために、一緒に考えていき
ましょう。
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Source: 週刊山手心理相談室
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