18.3℃のぽかぽか陽気
こんなうららかな日のことを、
“小春日和”というのだろう
※“小春日和”は通常、
11月のことをいうが、
北海道では
10月に使ってもいいらしい
そんな今日は、『がんサロン』の日
スタスタと歩けないため、
今日も少し早めに家を出る
「“ヘルプマーク”がほしい」
と、思う今日この頃...
だからと言って、バスの中で、
「席を譲ってほしい」
という顔はもちろんできないが...
サロン会場までの“心臓破りの坂”
乳がん治療中は副作用も強く、
体力もなく、
息を切らしながら上っていた
治療が終わって体力が戻った頃、
嘘のように簡単に上れるようになった
が、今はまた上れなくなってしまった
今日も途中、2度ほど立ち止まりながら、
息を整え上りきった
上りきって、顔を上げて驚いた
その先には、
すっかり姿を変えた景色があったのだ
サロンまでの道のり
いつも通る公園
完全に秋色だ
青い空と、橙色に色づいた葉
今、このときだけしか観られない
コントラストだ
最近の『がんサロン』は
新しい人たちが参加してくれている
この時期は今年の分と
2冊持って歩かなければならない
嬉しいような、
少し残念なような、
なんとも複雑だ
なぜなら本当は、
がんでつらい思いをしている人が
いない方がいいから
「がんは治る病気」と言われていても、
実際にがんになるとそうは思えない
誰もが不安を抱え、
ここにやってくる
誰にも言えない思い抱え、
誰にもわかってもらえない悩みを抱え、
ここにやってくるのだ
いつかはこの世から、
『がんサロン』がなくなる日が来るのだろうか
それがきっと、
“本当のがんの完治”なのだろうな...
病院から出ると、
西の空に四日月が輝いていた
みんなの心が少しでも楽に
がんと闘っていけますように
がんと向き合っていけますように
がんとつきあっていけますように
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Source: りかこの乳がん体験記
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