がん治療に大切なこと ~都会の病院に行きたがる地方の患者たち~

「札幌の病院行った方がいいよ」――

こんな地方に住んでいると、
よく言われる

“北海道”というと、
一番大きな都市は札幌だ

「都会に行けば、
 “いい治療が受けられる”」

というのが、その理由だ

『“いい治療”ってなんだろう...』

地方ではやっていない、
もっと進んだ治療がある?

都会の病院に行けば、
がんでも助かるかもしれない?

都会の大きな病院に行った方が、
“いい手術”が受けられる?

がんは、
“手術をして終わり”じゃない

治療や検査で、
年に何度も何度も
通院しなければならない

『毎回毎回、
 1泊や2泊の時間とお金をかけて
 通院できますか?』――

私自身もがんにならなければ、

『都会の大きな病院の方がいい』

そう思っていたかもしれない

が、がんになってみて、
それは違うとわかった

がんを経験したことがない周囲からは、

「札幌に行った方がいいんじゃない?」

と、声をかけられることは少なくない

「こんな地方では、“いい治療”はない。
 都会に行った方が、“いい治療”ができる」

そう思われているのだ

治療には、“標準治療”というものがある

それは、
“効果も安全性も認められた治療”

古いイメージがある標準治療だが、
実は日々、
更新され続けている最新の治療なのだ

同じ標準治療なら、
どこで受けても同じ

だったら、
近くて通いやすい病院の方がいい

それでなくてもがん治療にはお金がかかる

治療で体調がよくないこともある

毎回遠くの病院に通うのは、
体力的にも時間的にも経済的にも、
あまりにも負担が大きすぎる

それでなくても広い北海道

近くに病院がなく、
片道2時間、3時間かけて
通院している人たちもいる

かかる時間と費用に、
通院自体が足枷となることもあるようだ

特に冬場は雪に翻弄される

余談だが――

  私は、
  年に1度の大掛かりな検査が
  1月か2月だった

   ※CT検査や骨シンチ、
    マンモグラフィ、超音波検査など

  骨シンチの薬は、
  その日に検査を受ける患者のために
  用意される

  万が一、検査を受けられなくなった場合、
  前日までに
  病院に連絡を入れなければならない

  もし、連絡を入れ忘れた場合や
  検査当日ドタキャンすると
  薬代の約3万円の実費を支払うことになる

  “1~2月”といえば、冬真っ只中

  大雪になることも多い季節だ

  「吹雪で行けなくなりませんように」

  と、
  いつも天気予報と空との睨めっこだった

   実際、吹雪の中、
   病院(検査)に行ったこともある

自分の街にがん治療ができる病院があっても
このような心配事は尽きない

「通院途中で、事故に遭ったら...」と、
いつも考えた

遠隔地に通うとなれば、
さらにその心配事は増えるだろう

がん治療に大切なのは、

手術や治療...と
考えることはたくさんあるが、
まずは、

『安心して通えること』

だと思う

ある医師が言っていた

「どうもこの街の人は札幌に行きたがる」

と...

「がん」と診断されると、

「都会の病院に行きたい」
「大きな病院で治療を受けたい」

そう思う気持ちはわからなくもない

が、同じ標準治療を受けるために、
通院費や宿泊費、食事代、時間...

年に何度も、
そんなにかけられますか――

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Source: りかこの乳がん体験記

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