人生、“捨て”に入る。

その他

「あー、やらなきゃな...」

「来週やろう」

そう思いながら、
結局、年単位で放置してしまっている“片づけ”

洋服に至っては、
クローゼットを開けては溜め息...

また扉を閉める――

その繰り返しだ

しかも、捨てようと思っていた洋服

手にするとなぜか捨てられなくなり、
また戻す...という...

が、突然スイッチが入ることがある

  いつも“片づけスイッチ”が
  入ってくれると嬉しいのだが...

  まぁ、やる気が出るのは、
  体調がよい証拠ではある

今日捨てたのは、
もう数十年ため続けた料理の切り抜き

2023/10/27 料理レシピ

数年前にも一度、
大量に処分をしたことがあるので、
実は今回で2度目

これで全部廃棄することになる

調理師免許を取るずーっとずーっと前から、
お菓子づくりや料理の本を
よく手に取っていた

  子どもの頃に見たお菓子の本は、
  本当にきれいだった

料理番組もよく観ていた

「料理は嫌いじゃなかったけど、
 なんでこんなに関心があるのだろう...」

と、自分でも疑問に思っていた  

『母が料理が下手だから?』

...まぁ、
それもあるかもしれないな...

確かに料理を覚えたのは
本やテレビだった

でも、なんか違う

たぶん私は、
“栄養”の方に関心があったのかもしれない

実際、子どもの頃、
食べ物を口に運ぶたび、母に、

「これ、栄養あるの?」

と、聞いていた

知識のない母は、

「いちいちうるさい子だな...」

と、思っていたに違いない

...話が逸れた

乳がんを告知されたとき、

「いつまで生きられるのだろう」

と、思った

が、“死”を受け入れられず、
持ち物を片づける気持ちにはなれなかった

“物を捨てる”ということは、
“私はもう長くは生きられない”

ということに思えたから

だから整理できなかった

母が亡くなったとき、
物が多すぎて処分するのが大変だった

母は全く整理をしていなかったらしい

あの母のことだから、
しっかり片づけをしていると思っていただけに
少し衝撃を受けた

「あとの人のことを考えても、
 きちんと片づけておかなきゃな...」
 
母の死は、そんな思いを強くさせたのだ

“終活”として、
エンディングノートもつくった

  “終活”というよりは、“日常の整理”

  どんどん増え続けるIDや
  パスワードの管理に、
  エンディングノートが
  とても役立った

持ち物も、
これからどんどん捨てていかなくては...

理想は、

“身軽に生きていくこと”

物を捨てていくことで、
なんだか心も整理されていくような気がする

人生、意外と長くはないからね――

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Source: りかこの乳がん体験記

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