≪私の記録 253≫ 『がんサロン』12回目と、出版の原稿。

    2010年1月20日(水)

今日は、第12回『がんサロン』の日

早いもので、サロンも丸1年だ

前回のサロンのあと、
ソーシャルワーカーさんからのメールで、
「相談がある」と云われていたが...

その“相談”は...

“相談”というより、
“お願い”や“依頼”といったところだろうか、

「参加者の取りまとめ役になってほしい」

とのことだった

「1人では重責だろうから、
 あと2~3人選んで」

と、云われたが...

難しい...

とりあえず、
ソーシャルワーカーさんに、
誰を考えているのか聞いてみたところ、
前々回から参加している婦人科がんの女性
少し前から隔月で参加している、
乳がんの女性
の名前を挙げた

私がこの2人とよく話をしているので、
たぶんソーシャルワーカーさんも
この2人を選んでくれたのだろう

今日のサロンにも
放射線の先生が現れた

先生の云うことがめちゃくちゃで...

  というか、
  医学的に本質をつきすぎていて、
  患者にはショッキングな話や、
  ホスピスに対しての考えなど

   ※ここには書けない内容

参加者や
お手伝いに来てくれている看護師さんからも
反感を買っていた

でもいつも笑顔で、
なんだか憎めないお茶目な先生だ

それに、
何度もサロンに足を運んでくれるなんて、
きっと患者思いのいい先生なのだと思う

そして今日は、
なんと、院長も参加

院長自身も、がんの経験をしていた

院長からは、

  ○新病院改築の構想
  ○資金の問題
  ○行政への希望

など、様々なお話が聴けた

...ということで、
今日のサロンはいつもと違って、
重~い感じになった

今日、午前中、大手出版社のS社
電話を入れてみた

昨年12月24日に送った、
書籍出版のための原稿が
どうなっているのか...

担当のNさんは外出中ということで、
折り返し電話をもらった

案の定、原稿には
目を通していないとのことだった

来週中に
また連絡をくれると云っていたが...

本当に連絡はくれるのだろうか

本当に原稿は読んでもらえるのだろうか

見もせず、もうすでに
ごみ箱行きになっているのではないだろうか...

ただ、“編集社”といえば、
ドラマなどで観ている限り、
なんとなくイヤ~なイメージしかなかったが、
Nさんは思っていたより
感じのいい人だった

ずっと横柄な人を想像していたので、
少しホッとした

これで出版が決まってくれたら、
こんなに嬉しいことはない

今まで
思うようにならなかったことばかりの人生

初めて上手くいくことになる

サロンに飛び入り参加してくれている
放射線の先生が、
私が『がんサロン通信』に
乳がん体験記を書いていることを知っているようで、
わざと私に通信を見せながら、

「これ、誰書いてるの? 面白いね~。
 5人分くらいの経験してるね。
 面白いわ~」

と、云ってくれた

近くでその会話を聞いていた看護師さんは、
私の体験が「面白い」と云っている先生に
ハラハラしているようだったが、
放射線の先生のこういうところが私は好きだ

それにしても、
サロンに自ら足を運んでくれたり、
『がんサロン通信』に
目を通してくれているなんて、
やっぱり患者思いのいい先生なのだと思う

『がんサロン通信』、
院内のスタッフの方たちにも、

「早く続きが読みたい」
「早く出して」

などと云われているらしい

素直に嬉しい

どうかこの思いが
出版社の人たちの心に届きますように...

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Source: りかこの乳がん体験記

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