病院で最後を過ごすには悲しいという想いの一心で、
ザイタク医療にチャレンジし、数日で旅立たれる方がある。
残される家族は、ちゃんと、
お別れを済まし、一生懸命に介護される。
その最愛の父が天国に旅立たれた後、
介護を一番された姉妹がこう話された。
私達のせいで死期を早めてしまった。と。
ザイタク医療に取り組む時、
この言葉に時々遭遇する。
この後悔の念は、どこまでも続く。
が、父が旅立った翌日、
形見の財布から、カードが見つかる。
日本尊厳死協会のリビングウィルカード。
リビングウィルカードにあったのは、
住み慣れたお家で人生を全うしたい。と。
まさにコレに挑戦した2ヶ月間の彼女らのザイタク。
このカードが見つかって、救われたそうだ。
こんな素敵な物語を、今日、
わざわざ相談所にしに来られた。
この話、先生にどうしても伝えたくて。
って、話される彼女らのザイタク愛に感動した。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
明日で、丸2年。母の命日だ。
皆様ありがとうございます。
なんとか、今日まで生きてこれました。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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