おはようございます。
以下は、2023年9月の実質賃金は2.4%減で、18ヶ月連続でマイナスになったというニュースです。
円安やインフレが急速に進む中、労働者の賃金上昇はそれに全く追いつかず、平均的な日本人の購買力はどんどん低下しています。
このような状況で、投資を行わず、ただ日本円を貯金しておくことは座して死を待つのに等しいです。
投資に不確定要素やリスクがあるのは当然ですが、「座して死を待つよりは、出て活路を見出さん」の気持ちで、若い人ほど積極的に投資をしてほしいものです。
日本の実質賃金が18ヶ月連続でマイナス!無策だと購買力がどんどん低下する時代に突入。
1. 急激な円安やインフレの進行に対し、賃金の伸びが追いついていない
冒頭の日経の記事によれば、
・名目賃金はゆるやかに上昇している
・しかし、物価を考慮した実質賃金で見ると18ヶ月連続でマイナス
という状況です。
つまり、我々の受け取る賃金は見かけ上ゆっくり増加しているものの、その勢いは物価高のスピードに全く追いついていないということですね。
実質賃金が18ヶ月連続でマイナスということは、1年半にわたって日本人の購買力はどんどん減少しており、日常生活が苦しくなっていることを意味します。
2. 円安の進行により、銀行預金の実質的価値が日に日に減少
インフレに加え、直近2年のうちに円安が急激に進行しました。
2021年秋頃までは「1ドル=110円」前後で安定していましたが、2022年に入ってから急速に円安となり、今では「1ドル=150円」が当たり前になっています。
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日本国内に住んで日本円で生活していると気が付きにくいですが、世界全体で見ると日本がどんどん貧しくなっていることが分かります。
「円安が進行=銀行預金の価値が実質的に目減り」していることになり、通帳の残高は変わっていなくても、実質的にはどんどん貧乏になっているのに等しいわけです。
3. 今後は「長期・分散・株式投資」などのマネーリテラシーが必須スキルに
上記を踏まえますと、これからの時代は何もアクションを起こさずにぼんやりと生活していると、知らない間にどんどん貧しくなってしまう可能性があります。
この事態に対処するためには、
・転職や副業など、収入を上げるための努力をする
・できる範囲で節約し、手元に残るお金を増やす
・日本円以外の資産(アセット)を保有する
・今後成長が期待できる国の株式投資に投資をする
などの工夫が必要です。
これらは単独では効果が乏しく、すべてを組み合わせて実践することで相乗的な効果が期待できます。
どれも地味で短期間では効果がでませんが、コツコツを10年〜20年続けていくと将来は大きな差になるでしょう。
若い時から危機感を抱いて自ら行動を起こせたかどうかが大きな分岐点になりそうです。
まとめ
2023年9月の実質賃金は2.4%減で、これで日本の実質賃金は18ヶ月連続でマイナスとなりました。
何もアクションを起こさずに毎日生活していると、知らない間にどんどん貧しくなっていくことを意味します。
「長期・分散・積立投資」の重要性が増してきていますね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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