氷点下14.2度
日々、更新し続ける朝の最低気温
極寒の扉もすぐそこだ
そんな今日は、
朝から股関節の鎮痛剤が効かず．．．
そもそも、効いているのか、
たまたま痛みが治まっていたのか、
それさえもわからない
そして今日は、ようやく皮膚科へ
．．．というのも、
乳がん手術後の放射線治療
その影響なのか、
放射線治療終了から
10年以上が経ってから現れた痒み
「晩期障害か？」と思いながら、
「すぐに痒みが収まるだろう」と、放置
3年ほど前から、
「そろそろ本気で皮膚科行かなきゃ」
そう思いながら、ずるずる．．．
「この暑い夏が終わったら行こう」
と、思った矢先の今年6月、
股関節が痛くなり歩きづらくなる
7月、股関節の病気が判明
皮膚科受診から、
さらに遠ざかってしまった
そして、
痒みが出てからすでに6年3か月
ようやく皮膚科を受診したというわけだ
皮膚を診てもらうと、
やはりなにもなっていないらしい
通常は、痒みがあると、
赤みやプチプチが出るそう
「これ、皮膚じゃなくて、
“中”が痒くない？」
「中！？」
確かに、腋窩リンパ節郭清をしたあと、
麻痺をした皮膚の感覚が戻ろうとしているとき、
“皮膚の中”が痒い感じがした
「ちょっと脈とらせて」
と、医師は私の右手首の脈をとる
「脈で皮膚が痒いのか
中が痒いのかわかるから」
『え？ そうなの？』
「左腕も出して」
と、同じように左手首の脈をとる医師
「うーん、
やっぱり痒いのは皮膚じゃなくて、
“中”だね」
そう言ったあと、医師は頭を抱えた
「皮膚じゃなくて“中”となると、
塗り薬じゃなくてほかの薬になるんだよね．．．。
うーん．．．．．．」
医師はさんざん悩んだあと、
「とりあえず、塗り薬出しておくね。
効果は数日で現れるので、
もし痒みが収まらなかったら
来週また来て。
そのときはほかの薬を試してみましょう」
．．．ということで、
とりあえず塗り薬
飲み薬は飲みたくないので、
効いてほしい
でもたぶん、効果ないだろうな．．．
そして今日は、
昨年に引き続きイルミネーションを観てきた
午後5時
外はすでに氷点下6度
たっぷり着込んで撮影
2日前、雪が降って
より幻想的になったイルミネーション
このときばかりは、
股関節の痛みも忘れ．．．
いや、寒さで麻痺していたのかもしれない
撮影が終わると、
しっかり痛み出した股関節
やっぱり好きなことに没頭すると
痛みも紛れるらしい
さ、来週も病院三昧
なんとも落ち着かなない師走である
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Source: りかこの乳がん体験記
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