昔々、自治医大の地域医療の
公衆衛生の教授に習っていた頃、
こんなことを教えて頂いた。
どんなに腹立たしいことや、
自分の考えと違うことがあっても、
キレちゃったらだめだよ。
そのヒトを好きな患者さんだっているし、
君達が正しいとは限らない。そして、
地域は必ずどこかで繋がってる。
くれぐれも、2人には言っておくね。キレちゃあだめだ。
君たちが地域を作って行くときが必ず来るから、
その時まで、この事をちゃんと胸に留めておいてね。
その彼はその当時はまだ地方大学の助教授だったが、
今や、自治医大の地域医療学講座の教授になられた。
その時、教授のお話を一緒に聴いていたのが、
今、うちに居てくれる20年来活動を共にする保健師だ。
今日は、年内最後の
『機能強化型在宅療養支援診療所』の
大切な打ち合わせの日だった。
12月から、地域作りに参加してくれている、
うちの大切な作業療法士も、一緒に、
そのミーティングに参加してきた。
先生は、篠山病院やったん?そこでリハビリやっとたん?
僕な、篠山病院の一期生なんよ。あそこの病院も随分変わったよなあ。
まあ、そんなこんなで、コッチの地域でも一つよろしく頼むわな。
ご一緒してるふくだクリニックの院長。
いつもは、とても穏やかだが、患者さんを診る時は本当に情熱的。
地域の訪問看護ステーションの在り方とか、色々教えて頂ける。
医師会でも、在宅医療を拡めることに一生懸命に取り組まれている。
まあ、タナカ先生、君も熱い想いがあるようやから、
もっと、もっと、ここでも展開してくれよな。頼むな。
嬉しかった。地域包括ケア病床を有する恒星かのこ病院と、
このふくだクリニックとで、機能強化型在宅療養支援診療所を組んでいるが、
かのこ病院でのミーティングが終わり、玄関に行く途中、声がかかる。
先生、相談所にLOGのパン、始めたんですね!
あいつ、幼稚園からの同級生なんですよ。
そう言ってお声がけいただいたのは、
その病院の消化器内科部長。
そう言えば、ミーティング前にかのこ病院の
地域医療連携室のソーシャルワーカーさん。
先生、この前、先生やリハビリさんが、
頻回に行ってたお家、私の実家の3軒隣なんです。
あそこ、超田舎やから、みんなで話ししとったんです。
在宅の先生らにお世話になって良かった良かったって。
また、村で、在宅医療の話ししてみときますね。
昔々、自治医大の地域医療の教授が言っていた。
「地域は必ずどこかで繋がってる。」
地域は結局、ぜ~んぶ、日本全国に繋がるんだよ。
全てに感謝して、地域作り、頑張りなさい。
こうして、この土地で、アチコチの方と繋がり、
そして、いつの間にやら、日本全国に繋がって、
みんなのこの国が、みんなに優しい国になれば嬉しいな。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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