明けましておめでとうございます!
今日から2024年が始まりますね。
2024年が皆さんにとって良い1年になることを祈願しております。
また、昨年1年間、弊ブログを訪問いただいた方はありがとうございました。
今年も引き続きよろしくお願いいたします。
さて、年始めということもあり、本日は弊ブログの今年の目標を載せておきます。
キーワードは、「新NISA」「おすすめの投資信託・ETF」「インデックス投資を成功させるコツ」の3つです。
【2024年の目標】「新NISA」「おすすめ投資信託・ETF」「インデックス投資のコツ」の3つを軸に情報発信
2024年のテーマ1:新NISAの攻略法
2024年のテーマで絶対に外せないのが「新NISAの攻略法」ですね。
実際、新NISAに関する関心が高まっているのか、2023年11月〜12月にかけて弊ブログのアクセス数も急激に伸びました。
ベテランのインデックス投資家であれば、「新NISAの攻略法なんて初めから決まっている!」と一笑に付すかもしれません。
それなりに勉強してきた方であれば、以下の記事で書いたとおり、投資対象は「Slimオルカン」や「楽天・オールカントリー」で十分なのであとは入金力勝負という事実がすぐに分かるでしょう。
しかし、まだまだこれから新NISAの勉強を始める段階という方も多いはずです。
そういう方向けに情報発信を続ける意義は十分にあると考えています。
また、平均的な日本人の家計にとって、新NISAの1,800万円という生涯投資枠は途方もない金額です。
期待が大きい反面、「もし失敗したら取り返しがつかない」という気持ちも大きいでしょう。
結論としては、新NISAの1,800万円をインデックスファンドで埋め尽くせば、あとは放置するだけで資産形成は終了です。
しかし、多くの人にとって「何十年も同じ商品を持ち続ける」というのが意外に難しく、不必要な売買を繰り返してリターンを引き下げてしまう人が後を絶ちません。
一見簡単そうに見えて、実は初心者にとって落とし穴が多数存在しているのが新NISAなのです。
2024年のテーマ2:長期投資に値するおすすめの投資信託・ETF
2番目のテーマは「長期投資に値するおすすめの投資信託・ETF」のご紹介です。
これに関しても結論はほぼ出ていて、現時点では、
・eMAXIS Slimシリーズ(特にオルカンやS&P500)
・「楽天・オールカントリー」や「楽天・S&P500」
が最強だと思います。
新NISA開始に向け、2023年は次々と魅力的な投資信託が発売されました。
2024年はその勢いは若干衰えるかもしれませんが、「楽天・オールカントリー」や「楽天・S&P500」に関しては実質コストや実際の運用成績を注視する必要があります。
それなりに投資経験がある人であれば、
「世の中に存在する投資信託の99%以上はゴミであり、残り1%にしか価値がない」
ことは実体験として理解できているはずです。
しかし、投資を始めたばかりの頃はその見極めが意外なほど難しく、そういった方のお手伝いができればと考えています。
2024年のテーマ3:インデックス投資を成功させるためのコツ
3つ目のテーマは、「インデックス投資を成功させるためのコツ」です。
私はこれまで15年以上にわたって投資を続けてきましたが、直近5年くらいでようやく複利効果を強く実感できるようになりました。
この経験から、はじめの5年くらいは全く成果がでなくても、10年〜20年先に花開くことを信じてやり抜くことが重要であることを実感しています。
さて、新NISAというのはあくまで1つの制度に過ぎず、それ以前にインデックス投資を成功させるために理解すべきことは多数あります。
私はその鍵を握るのは「生活防衛資金」「アセット・アロケーション」「インデックス投資の正しい理解」にあると思っています。
しかし、世間一般では「新NISAで何を買うべきか」「どの証券会社やクレジットカードがよいか」という話ばかりです。
もちろん、原理原則を理解したうえでポートフォリオやポイント還元を考えるのは全く問題ないのですが、そうでない方が多数存在します。
投資で大失敗するのを防ぐため、そういう方向けの情報発信ができればと考えています。
まとめ
2024年も「新NISAの攻略法」「おすすめの投資信託・ETF」「インデックス投資を成功させるためのコツ」の3つをテーマに情報発信を続けていきます。
今年もよろしくお願いいたします。
【新NISA開始までに読んでおきたいインデックス投資本2選】
1. インデックス投資は勝者のゲーム(ジョン・C・ボーグル)
この本は数あるインデックス投資本の中でも頂点に位置する名著だと思っています。
「インデックス投資万歳!インデックス投資最高!」といった内容が一冊を通じて語り尽くされています。
もちろん、ただの感情論ではなく、きちんとした投資理論に基づいてなぜインデックス投資が他の投資法と比較して優れているのかが解説されています。
インデックス投資から他の投資法に浮気したくなった時、本書を読み返すと投資方針がぶれることが無くなります。
2. 敗者のゲーム(チャールズ・エリス)
こちらも内容としてはインデックス投資の優位性をひたすら説いただけなのですが、
「初心者は下手なことをせず黙って市場に居続けろ」
「稀に訪れる稲妻が落ちる瞬間を逃したら市場リターンの大半を取り逃がす」
など、初心者が打つ手はことごとく裏目に出るから何もするなというメッセージが印象深いです。
投資を始めたばかりのころは、少し試してうまくいかないとあれこれ手を出したくなりますが、それがかえって傷口を広げる結果になります。
自分には忍耐力が足りないなという方にぜひ読んでほしい本です。
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現時点ではeMAXIS Slimシリーズ、楽天・プラスシリーズ、SBI・Vシリーズがオススメとなります。
ブログやSNSはたしかに便利ですが、やはり古典と呼ばれる本を何冊か読んで勉強したいものです。
株式投資の本質を理解するための2大原則を紹介した記事です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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