≪私の記録 273≫ “乳がん”という慣れ / 体 調 / 淋しさの果て ①

    2010年5月25日(火)

今日は、先週の血液検査の結果が出る日

いつも午後3時に、
外科外来に電話で聞くことになっている

  過去に一度、
  電話をするのを忘れたことがあるが...

携帯のタイマーをかけるのだが、
3時きっかりに電話をするか、

それとも5分前に電話をかけるか、

はたまた、3時5分頃に電話をするべきか...

と、いつも悩む

準備をしていたように思われそうで、
3時きっかりに電話をするのが
なんとなく気恥ずかしいのだ

検査の結果は、
電話を受けた看護師さんか、
准看護師のかたが教えてくれる

いつも緊張する瞬間だ

もちろん今回も、「問題なし」

そして、この“問題なし”

もう当たり前すぎて、
悪い結果が出る気がしない

手術から3年

これまで幾度となく、
様々な検査を受けてきた

もう“慣れ”という言葉が
合うのかもしれない

が、この“慣れ”

本当はこれが一番怖い

心の底では一応、

「いつ、
 なにが起こるかわからない(再発)」

という覚悟は持っているつもりだが、
実際、そうなってしまったとき...

狼狽えるのは目に見えている

まぁ、一度がん告知を受け、
どん底に陥っているから
覚悟はつきやすいだろうか

どっちにしても、
頭で考えているだけではなんとも云えない

“そのとき”が来なければ、
気持ちがどう揺らぐかなんて
きっと、わからないだろう

    2010年5月27日(木)

今日はとても体調が悪い

このあいだ、

「(デポ注射が終わって)副作用、
 10分の1くらいになった感覚」

と、楽になった度合いを
数字で表していたけれど、撤回したい

先週末からの不調が、
さらに大きくなってきた

眠れない日々も続いている

天気も今週からずっと雨

気温も5℃や8℃と、
この時期にしては珍しいほど寒いのに、
布団に入ると火照りが出る

眠いのに眠れない

それでも以前とは比べものにならないくらい、
眠れてはいるのだが...

“体調が悪い”ということは、
“薬の副作用が出ている”ということで、
やはりすべての症状(ありとあらゆる副作用)が
やってくるようだ

先日までの「絶好調!!」が、
まるで嘘のよう

でも、あれは確かに、
“普通の身体”でいられた時間だった

ところで...

毎月の大量出血

筋腫も再発している

子宮も肥大している

私も子宮全摘を視野に入れておいた方が
いいのだろうか...

    2010年5月28日(金)

生あるものは、
やがては必ず最期(おわり)を迎えるのに、
人はなぜ、死を急ぐのだろう

死を選ぶのだろう...

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Source: りかこの乳がん体験記

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