『ザイタク』まだ始まったばかり。それが僕の生業。

医療機関

ショータロー、あのな、それが『普通』の在宅医やないか。

 

今度の2月17日土曜日に開催される関西リビングウィル研究会。

そのシンポジウムの座長をお願いしている桜井隆先生に、

打ち合わせの時、在宅医療の話になって、そう言われた。

 

 

その『普通』ってのは何なのか。

 

俺等、在宅やってる医者は、昔から、

患者の『暮らし』を診てきたやろ?

『暮らし』診てるんが普通ちゃうんか?

『看取り』とか、『往診』ばっかの、

ナンチャラグループとかは無理かもやけどな。

 

先生、ハッキリ言って僕らみたいな、

泥臭い在宅は、もう流行らんし、絶滅危惧種でっせ。

営業さんが患者集めて、訪問診療もシステマティック。

夜間の電話なんて、外注がスタンダード。。。。

『暮らし』なんて支えるようなんはもう夢のまた夢。

 

あ~今はそうか、そうか、システマチックの在宅か、、、

まあ確かにそうやな、それに抗って、お前んとこ、

リハビリテーションなんて、また、そんなもん、再開したんやな。

あ、そういやあ、お前リハ医やったしな((笑))

で、どんなリハビリやんねん?なんでリハビリやねん?

 

 

 

15年前に、リハビリ関係の講演を僕に振ってくれた時、

ニヤけた顔をされ任してくれたのだが、その時と同じように、

僕の『リハビリマインド』の本気度を試すお顔とご質問((笑))

 

玉手箱研究会でもご一緒する桜井隆先生は僕の憧れ。

口の悪さ?!も、愛情の現れ。

ぶっちゃけ、口の悪さも憧れてて((笑))

 

昔僕一人連れて行かれた芦屋のショットBAR。

『あなたの家に帰ろう』の逸話を教えていただいた。

涙ながらに仲間の死を語られた姿は、僕の一生の宝もの。

『リビングウィル』にどこまでも本気な彼を知った夜だった。

 

 

そんな彼と久しぶりに一緒に登壇するシンポジウムの打ち合わせ。

シンポジウムは1時間あるが、打ち合わせはたったの5分((笑))

 

そもそもな、ショータロー、この題名な、

『認知症』って括るとこから可笑しないか?

こんな感じで、のっけから行っても良いか?

 

もちろん、大丈夫です。と答えておいた。楽しみだ。

 

 

やっぱ僕にも、『泥臭い』在宅医療にも、

まだまだ、やらなきゃあかんことあって、

生業の『ザイタク』は、まだ始まったばかり。

良かったら聴いて下さい。

 

 

 

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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