【新NISA・成長投資枠】「iFree NEXTインド株インデックス」は「Nifty 50指数」連動の低コスト投資信託!

内科医

 

おはようございます。

インドは約14億人もの人口による巨大なマーケットを抱え、人口の構成年齢も若く、今後も人口増が続くことから経済発展が期待されています。

また、理数系教育の水準も高く、IT関連の優秀な人材を輩出し続けているのも魅力です。

Googleのスンダー・ピチャイ氏、マイクロソフトのサティア・ナデラ氏など、優秀なインド系経営者が世界の第一線で活躍していますね。

 

 

新興国市場全体に丸ごと投資するETFであるVWOは長期低迷していますが、その中でインド株は好調を維持しています。

これらの状況から、最近ではインド株に注目が集まっており、インド株に投資する信託報酬の低い投資信託が次々と登場しています。

特におすすめなのが「iFree NEXTインド株インデックス」と「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」の2つです。

本日は第一弾として、「iFree NEXTインド株インデックス」を中心にご紹介します。

 

【新NISA・成長投資枠】「iTrust NEXTインド株インデックス」は「Nifty 50指数」連動の低コスト投資信託!

 

インド株の成績は好調で低コスト投資信託に注目が集まる

昨今のインド株好調の影響を受け、インド株に投資できる低コスト投資信託やETFに注目が集まっています。

インドの個別株に投資する場合、主にADRを利用するしかありませんが、選べる銘柄は少なく、ハードルが高いです。

よって、日本人がインド市場に投資する場合、投資信託やETFを利用することになります。

これまでもインド株に投資できる投資信託やETFはいくつかありましたが、いずれも信託報酬が1%前後と割高な印象は否めませんでした。

最近になって、信託報酬が0.5%未満の魅力的なインド株投資信託が登場しているためご紹介します。

 

特に注目なのは、

1) iFree NEXTインド株インデックス(大和アセット)

2) SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(SBIアセット)

の2つです。

本日はiFree NEXTインド株インデックスファンドを取り上げます。

 

iFree NEXTインド株インデックスの概要

iFree NEXTインド株インデックスの概要は以下の通りです。

1) ベンチマーク:Nifty50指数

2) 信託報酬:0.473%

3) 純資産総額:約820億円

4) 販売会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券など主要ネット銀行で購入可能

 

iFree NEXTの魅力は、主要なネット証券のすべてで取り扱いがあることです。

販売窓口が豊富というのは重要で、それによって商品を買ってくれる人が増えるため、純資産総額が増えやすくなります。

純資産総額が増えるとファンドの運用が安定するため、実質コストなども低く抑えられることが期待できるからです。

特にインド株のような米国よりもマイナーな市場に投資する商品では、繰上償還などのリスクに配慮しながら商品を選ぶ必要があります。

 

信託報酬は0.473%とこれまでのインド株インデックスファンドとは比較にならないほど低い水準に抑えられています。

発売して1年弱で純資産総額が800億円以上に到達しており、非常に順調な売れ行きと言えます。

 

iFree NEXTインド株インデックスのベンチマーク「Nifty 50指数」とは?

ベンチマークの「Nifty 50指数」は聞いたことがない人が多いかもしれません。

まず、インド株を代表する株価指数には、「Nifty 50指数」「インド SENSEX指数」「MSCI India Index」があります。

 

このうち、Nifty 50指数はインド株を代表する大型株50銘柄から構成される指数です。

時価総額加重平均に基づいてウェイトが決まり、大型株のウェイトが必然的に高くなるため、上位10企業のウェイトが約58%と高くなっています。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20230529_01.pdf

 

Nifty 50指数の上位構成銘柄は?

次に、Nifty 50指数の上位構成銘柄を見ていきます。

ひと目で分かるのは、「Financial Services」、つまり銀行など金融セクターの企業が多いことです。

世界最大のソフトウェア会社の1つである「Infosys」や、大手ITサービス・コンサルティング会社である「Tata Consultancy Services」など有名企業も含まれていますね。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20230529_01.pdf

 

Nifty 50指数のセクター比率は?

「Nifty 50指数」のセクター比率を見ていきます。

先ほどの上位構成銘柄にも金融関連が多かったですが、指数全体でも「Financial Services」が4割弱を占めています。

2位がInfosysやTata Consultancy Servicesが含まれる情報技術セクターですね。

3位は「石油・ガスセクター」ですが、これは組入比率1位のReliance Industriesが引っ張る形になっています。

4位の「一般消費財セクター」の中心はITCで、これは日本だとJTのような位置づけの企業ですね。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20230529_01.pdf

 

Nifty 50指数の過去10年間のパフォーマンスは?

最後に、Nifty 50指数の過去10年間のパフォーマンスをご紹介します。

はじめにご紹介したインド株を代表する3つの指数、「Nifty 50指数」「インド SENSEX指数」「MSCI India Index」の過去10年間のチャートです。

 

どの指数も上位構成銘柄は似通っているため、パフォーマンスに大差はありません。

過去10年間で約3倍になっており、新興国市場全体が不調の中でインド株はよく健闘しています。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20230529_01.pdf

 

インド経済は人口増や教育水準などマクロ的な視点でも好材料が多く、今後米国の次の成長市場として注目を集めるかもしれません。

 

まとめ

本日は、待望の低コストインド株インデックスファンドである「iFree NEXT インド株インデックス」をご紹介しました。

明日ご紹介する「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」と並び、非常に魅力的な商品だと思います。

 

【新NISAを始める前に必読のおすすめ投資本】

『株式投資』『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル)

ジェレミー・シーゲルの『株式投資』『株式投資の未来』は、私の投資人生を変えた2冊です。

特に、「株式(S&P500)の長期リターンが、他のアセットと比較していかに優れているか」を端的に示した図を見たときは衝撃を受けました。

世の中には「レバレッジ」や「10倍株」といった怪しげな情報が飛び交っていますが、完全に時間とお金の無駄です。

そんなことよりも、最大限までインデックスファンドの保有割合を高め、長期保有したほうが100倍理にかなっています。

 

【関連記事のご紹介】

NF・日経高配当50 ETF(1489)は日本の高配当株狙いの投資家におすすめできる商品です。

www.churio807.com

 

SBI証券の年4回決算型ファンドにVIG、AGG、欧州高配当株などが追加されます。

VYMやSPYDも選べますし、すごい時代になってきました。

www.churio807.com

Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました