おはようございます。
一昨日、楽天証券のNISA投資信託ランキングをご紹介しました。
本日は、SBI証券の「NISAで購入されている投資信託ランキングトップ10」を見ていきます。
こちらもeMAXIS Slim オール・カントリーとS&P500が圧倒的な強さを見せていますが、3位以降のランキングにはかなり違いが見られます。
楽天証券は「楽天・プラス」シリーズ、SBI証券では「SBI・V」や「SBI・iシェアーズ」シリーズといった独自商品が強みを見せています。
【新NISA SBI証券投資信託ランキング】eMAXIS Slim オール・カントリー、S&P500の二強は圧倒的。サクッとインド株式やSBI・日本高配当株がランクイン!
「Slim オルカン」「Slim S&P500」の二強は楽天証券と変わらず
以下が実際のランキングになります。
1位がeMAXIS Slim オール・カントリー、2位がeMAXIS Slim S&P500というのは楽天証券と変わりありません。
投資できる指数(インデックス)に制限がある「つみたて投資枠」を中心に、この二強が人気を集めています。
「Slim オルカン」「Slim S&P500」は純資産総額が2兆円を超えるメガファンドであり、すでに圧倒的な地位を築き上げています。
正直、大半の人は「成長投資枠」もこの2つに投資するだけで十分とすら言えます。
NASDAQ100、FANG+などハイテク関連も人気あり
楽天証券では、トップテンに「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」「楽天・NASDAQ-100」などの楽天・プラスシリーズが多数入っていました。
SBI証券では楽天・プラスシリーズは買えませんので、その代わりにニッセイやSBIの独自商品が多数ランクインしています。
2023年〜2024年にかけてNASDAQ100の好調を受け、「ニッセイ・NASDAQ100」が4位に入っているのは最近の大きな流れです。
コスト面でも「楽天・NASDAQ-100」と大差なく、純資産総額も750億円を超えていることから安心して購入できます。
ニッセイは投資信託の運用が安定していることでも知られており、ベンチマークからの乖離が少ないのも素晴らしいですね。
5位には大和アセットの「iFree NEXT FANG+インデックス」がランクインしています。
FANG+指数は、FANG(Facebook = 現在のMeta、Amazon、Netflix、Google)にApple、Microsoft、Nvidia、Tesla、Broadcom、Snowflakeの6銘柄を加えて合計10社から構成される指数です。
FANG+指数とは少し異なりますが、ビッグテック7社の過去10年のパフォーマンスは突出しており、S&P500をはるかに上回っています。
信託報酬が0.7755%とやや割高であること、過去のパフォーマンスが将来を約束するものではないことには注意が必要ですが、魅力的な商品の1つでしょう。
SBI・インド株、SBI・日本高配当株(年4回決済型)もランクイン
それ以外で特徴的なのは、「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクッとインド株式)」や「SBI・日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」がランクインしていることです。
サクッとインド株式は、ブラックロックが運用する「iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEXインディアETF」に投資できるファンドです。
信託報酬が0.4638%と、従来のインド株インデックスファンドと比較して低いのが魅力ですね。
将来有望なインド株市場に低コストで投資できる待望の商品と言えます。
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)も面白い商品です。
日本の高配当株に投資するアクティブファンドですが、信託報酬が0.099%と圧倒的に低く、年4回(1月、4月、7月、10月)に分配金が支払われるのが魅力です。
発売されてまだ2ヶ月弱ですが、純資産総額は400億円に迫る勢いであり、かなり売れています。
新NISAではレバレッジ型など長期の資産形成に適さない商品が「成長投資枠」でも買えなくなったため、堅実な商品がトップ10を占めており良い傾向だと思います。
まとめ
SBI証券の新NISA投資信託ランキングをご紹介しました。
eMAXIS Slimオール・カントリーとS&P500の二強はどこでも変わらずですが、3位以降の商品に楽天証券とは違いが見られ面白いですね。
今勢いのあるNASDAQ100やインド株投信の人気が高まっています。
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【関連記事のご紹介】
SBIのサクッとインド株式以外だと、iFree NEXTインド株インデックスも良い商品ですね。
こちらは「Nifty 50指数」連動となっています。
日本の高配当株に投資するETFなら1489も大変良い商品だと思います。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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