あの時、母は一生懸命に怪我と向き合い、
あれから、僕も一生懸命に介護をして、
両親共に、一生懸命に前を向こうとして、
それで、『ザイタク』が叶ったことは、
きっと、何もかも間違いじゃない。
あの日の母の骨折で、歯車が狂っちゃって、
家族みんなになんか良くないことが続いたけれど、
母と息子の関係は何も変わってなんかいない。
大切な母は息子が大切で、大切な息子は母が大切で。
なんと母から息子への手紙がこのタイミングで出てきた。
目を通すと涙が溢れる。何もかも間違いじゃなかった。
母は、母の人生を一度だけ生きた。
父は、父の人生を一度だけ生きた。
弟も、たぶんそうやって生きているだろう。
僕は、今、僕の人生を一度だけ生きている。
何もかも間違いじゃない。
今日の振り返りは苦しかったけど、
改めて、そう思っている。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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