≪私の記録 313≫ 職場での副作用と、パートのおばちゃんの態度 / 妹の写真

    2010年11月29日(月)

あしたのお弁当の予約が、
私の勤務している飲食店に入った

通っている病院の、
しかも外科外来からだ

この飲食店、
ちょっとした和食のお店

決して“安い”というお店ではない

“お弁当”といっても、
こんな小さな街にしては
そこそこの値段がする

豪勢だ...

あしたは火曜日

私の主治医が
外来担当の曜日でもある

主治医もあのお弁当、
食べるのだろうか...

    2010年11月30日(火)

今朝、勤務先のお店の暖房が強くて、
暑さで具合が悪くなってしまった

陰に隠れて、立ったままではあるが、
少し息を整えていた

すると、
私の姿が見えないことを
怪訝に思ったパートのおばちゃん
(60代のパートの主)が
探しに来た

「なにやってるの?」

と、ぶつぶつ、ぶつぶつ...

なんか云い方が嫌味なんだよね

ほかのパートの若い子たちとは
笑いながら話をしたり優しく教えているのに

私にはいつも冷たく当たる

ろくに仕事も教えてくれないくせに、
文句ばっかり

仕事をはじめてから、
仕事中にはほとんど副作用が出なかった

たまたまか、
それとも新しい職場という緊張感からか...

が、そろそろ仕事に身体も慣れてきて、
緊張感も解かれてきて、
勤務中に副作用が
現れるようになったのかもしれない

そして気づけば、
今年もあと1か月か...

乳がんになってから、
「一日一日を大切に生きよう」
と思ってはいるものの、
なんだか月日の経つのが早い気がする

    2010年12月4日(土)

2日くらい前から居間のテーブルに、
白いシンプルな、縦型のお洒落なフレームが
置いてあった

フレームの中には、なにやら
これまた白っぽい服を着た人のような写真...

「誰なのだろう...」

と、若干気にしつつ、
が、親がいたのでいつも素通り

きちんと見たことがなかった

きのう、親がいなかったので、
その隙に近寄って見てみた

なんと、先日結婚した妹と旦那さんとの
ウェディング姿だった

2人とも純白の衣装で
自然な、とてもいい表情で写っていた

なにより、
とてもしあわせな感じが伝わってきた

...と、同時に、
途轍もない悲しさに襲われた

「こんなしあわせ、私には無理だ...」

その感情は、嫉妬にも似ていた

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Source: りかこの乳がん体験記

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