昨夜降り出した雨
早朝には大きな音を立てはじめた
そんな今日は、
日中でも気温は6℃
きのうは24℃越え
3日前は
27.8℃という暑さだったのに
先日引っ込めた暖房、
また出してきた...
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
どうも先日のことが
心に引っかかっている
それはおとついの出来事
『チューリップ公園』でのひとコマだ
☆『チューリップ公園』の記事は下記へ
公園に入って、まず迎えてくれたのは、
この牡丹のようなチューリップ
「へぇ~、
こんなチューリップあるんだぁ...」
と、思わずシャッターを押す
が、一応撮ってはみたものの、
「この写真、たぶん使わないな...」
と、撮影した写真を確認しながら
再び歩を進める
私の3mほど先には、3歳くらいだろうか、
女の子がこちらに背を向け、
このチューリップのエリアの傍らに佇んでいる
その横に、50代くらいの女性――
たぶん、
その女の子のおばあちゃんと思しき女性が
しゃがみこんでいた
そして女の子の顔をしっかりと見つめながら、
なにやら少し声を荒らげている
「なんでこんなことしたの!?
ねぇ、どうしてこんなことしたの!!」
と、何度も何度も
女の子に詰め寄っていたのだ
「どうしたんだろう...」
と、思いながら
2人の横を通り過ぎようとしたそのとき、
女の子の左手に、
あのチューリップが握られているのが
目に入った
「ん?
なんでチューリップを持っているんだ?」
と、怪訝に思った
「あ! もしかして、もぎ取った?」
だからおばあちゃん、
咎めるような口調で
女の子に問いかけていたんだ...
女の子は、ただ黙っていた
泣きもせず、身じろぎもせず、
だたチューリップの茎を
胸のあたりで握りしめていた
その様子は、
どうしてそんなふうに問い詰められているのか
まったく理解できていないようだった
少ししてから、
お母さんらしき若い女性が駆けつけてきた
私はすでにその場から離れていたので
その後どうなったのかはわからない
「あのあと、どうしたのだろう...」
と、あれからずっと気になっている
あのままあのチューリップを
花壇に置く(捨てる)?
それとも、係のひとのところへ行って、
状況を説明して謝る?
あの女の子の気持ちは...?
「じゃあ、あのとき、
どうすればいいのだろう...」
と、自分なりに考えた
女の子はきっと、
公園の花を摘んではいけないことは
理解できていない
道端に咲いている花のように、
ただきれいだから摘み取っただけ
きれいな花を見つけたから、
摘み取って
お母さんに見せたかったのかもしれない
そうしたら、
「わぁ、きれいな花だね」と、
お母さんが褒めてくれるかもしれない
だから、
「どうしてこんなことしたの!!」と
何度も言われても、
きっと悪いことをしたとは思っていない
「どうして叱られているんだろう」
そんなふうに思っていたはず
だから女の子には、
この花を触ってはいけないことを
教えなければならないはず
でも実際、もぎ取ってしまったのだから、
「どうしてそんなことしたの!!」と、
問い詰めるのは違うような気がした
いや、実際、
おばあちゃんと思われる女性は
焦っていたのだろう
パニックになっていたのだと思う
「とんでもないことをしてしまった」と...
やってしまったことは
取り返しがつかない
このあと、どうするか...だと思う
このまま係のひとのところへ行って、
理由を話して謝るのが最善なのだろうか
おとなが故意に摘み取ったわけでは
ないのだから
係のひとが
女の子と同じ視線になって、
「きれいだったから取っちゃったんだよね。
そのお花あげるから、大切にしてね」
そんな対応なら、
女の子もお母さんもおばあちゃんも、
みんなが救われるような気がした
そしてなにより救われるのは、
その状況を目の当たりにした、
私自身なのかもしれない――
まぁ、子どもも育てたことのない私に
どうこう言えることではないのだけど...
雨も上がって、快晴の夕方――
ほんのりと赤く染まった東の空に、
少し欠けた月が昇っていた
暗くなりはじめると、
一段とその存在感を増してゆく
あさっては満月
観られるといいな...
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Source: りかこの乳がん体験記
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