情報弱者    ~遂行機能障害と発達障害の違いとは~

カウンセラー

大河ドラマを見て売ると、ふと「忍者がなぜ戦国大名にならなかったのかな」と思いました。

 

その理由は明白で、忍者は他の大名に仕えて多くの情報(仕えた家の情報を持っていた

 

にもかかわらず、それを自分たちがのし上がるためにうまく使えなかったということ

 

らしいです。ネット情報をまとめると

 

☆情報には3つの不思議がある。

1つ目は、自身に不利な情報が軽視される不思議。

2つ目は、情報を集められるのに生かせない不思議。

3つ目は、情報が全体に行き渡らない不思議。

この3つは、ある1つの欠陥が原因で起きる。それがつまりは戦略の欠如である。

 

となっていました。

 

 

 

アスペルガー症候群など発達障害の方が検査に行くと、多くの場合「発達障害には

 

該当しない」と言われます。いわゆる「グレーゾーン」ですね。

 

ところが、現実には一見発達障害実は遂行機能障害というケースも多いのです。

 

なぜかというと、上記「2」のように、多くの情報があっても有利なように生かせない

 

情報を統合して自分のために生かせない場合、情報が理解できないのと表面的には同じ

 

になるからです。

 

 

今の日本では、

 

発達障害=心療内科・精神科

 

遂行機能障害ーリハビリ科・脳神経科

 

で扱われるために、それぞれが別々に診断していることが挙げられます。同じ「脳」という

 

器官なのに、統一的な見方ができません。

 

 

山手心理相談室では、症状に応じて対応を考えていきます。一人ひとり違うお悩みを

 

 

一緒に考え、改善していきましょう!

 

(3についてはまた説明する機会もあると思います)

 

 

 

 

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Source: 週刊山手心理相談室

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