『がんサロン』は様々な人たちが来る
※私の病院の『がんサロン』は、
どこの病院にかかっていても
参加できる
ちなみに参加できるのは、
がん患者本人とがん患者のご家族
(参加費無料・申し込みなし、
途中入退出可)
長くがんサロンをやっていると、
私のように
すでに治療を終えた人も増えてくる
新しくがんになった人たちと
経験者との交流は、
今となっては欠かせない場だ
中には
同じような時期に手術をした人や、
現在、
同じような治療をしている人たちが
集まることもある
“同じ病気”
“同じ時期”
“同じ治療”
という、
“同じ”という言葉の中に生まれる“共感”は、
不安の払拭や
勇気を分け与えられる場でもあると思う
が、時に、ステージⅣや
再発がんのかたが参加されることもある
そんな人たちの不安は、
「いつまで今の抗がん剤が
効いてくれるか...」
ということ
「今は治療で
がんを抑えることができている。
でも、それもいつか効かなくなる。
それが不安だ」
と...
そしてそれがいつなのか...
確かに、“治療法がある”ということは
まだ救われている
そしてこのような話になると、
いつも母のことを思い出す
母は甲状腺がんから5年後肺転移、
さらに小脳へ転移した
肺に転移した段階で、
すでに治療はなかった
ただ死を待つだけの時間――
なにもできない家族の悲絶望
「まだ生きたい」という、
本人の強い思い
そこにあるのは、葛藤
そして、諦め...
「こんなに残酷なことはない」
そう思った
「これが“がん”の現実か」――
こんなことにならないために、
がん治療が進歩してほしい
それが願いだ
夕刻の月――
薄いうろこ雲の切れ間から、
淡い赤銅色の月が昇ってくる
淡い光を放つ月
あさっては満月
が、予報は雨だ...
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Source: りかこの乳がん体験記
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