気温、6.9℃
平年より若干暖かい朝
が、カーテンを開けると
窓一面、結露が曇りガラスのように
外の世界に紗をかけている
それもそのはず
空は雲ひとつない透き通った青
これからの季節、
晴れた朝に使われる言葉、
“放射冷却”である
そんな今日は、整形外科へ
残り少ない股関節の痛み止めをもらうため、
そして先日、市に申し込んでいた、
骨密度検査を受けるためだ
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外は26℃越え
なんとも暖かな10月のはじまりだ
この時期にこの気温は、
たぶん経験がないかもしれない
吹く風がかろうじて
秋めいているだろうか
病院に着くと、
いつもマイナンバーカードで
受付を済ましているのだが、
パスワードを入力すると
なぜか表示はエラー
そして、
『このマイナンバーカードは使えません』
...の表示
「え?」
焦るりかこ
「そういえば4~5日前、
いろいろと確認をしようとして
ログインに3回失敗
“もう使えません”と
ロックされたんだった...
でも“24時間後には解除されるかも...”
と、甘い考えを持っていたのだ
もしかして、これ、市役所に行って
解除してもらわなければならないやつ?」
もう何年も“保険証”として使ってきた、
マイナンバーカード
「どうしよう...」
受付のスタッフにも、
「あ、それ、もう使えません」
と言われる始末
「いや、もしかして...」と、再挑戦
...というのも、
マイナ保険証は、2通りの認証がある
私がいつもやっていたのは
4桁の数字を入力する“パスワード”方式
そしてもうひとつ、
使ったことがないのだが“顔認証”だ
で、やってみた
...と、見事、受け付けてくれた
「やったー」
とりあえず、安堵...
そのうちに市役所、行かなきゃな
すったもんだの受付終了
...が、次の関門が待っていた
なんと待合室に、
親戚のおじさん・おばさんが
いるではないか!!
これだから狭い街は嫌だ...
股関節の病気ことは、
本当に親しくしている2人にしか
話していない
父にもまだ言っていない
特に言う必要もないのだが...
「このあいだ、りかちゃん、
○○病院でみかけたんだけどさー。
どこが悪いんだろうね。
乳がんがどこかに転移でもしたのかね?」
なんて噂が
こうして広がっていくんだよなぁ...
年配の人たちの拡散力は
本当に早いからな
待合室では隠れるようにうしろのほうに座り、
小さい身体をさらに縮め...
「名前が呼ばれたら、
確実にバレるな...」
と、ビクビク
ま、そうなったら
そのときはそのときか
そうこうしているうちに、
「佐藤さ~ん。
佐藤りかこさ~ん」
と、呼ばれる
「あぁ、もう終わりだ...」
いそいそと診察室へ向かう
なんとなく、
おじさんとおばさんの視線を
身体全体に感じるような気がする...
受けたのは、
まずは骨密度検査から
骨密度検査はいくつか検査法があるが、
私はてっきり
全身の検査をするのかと思っていた
が、片足の踵での測定
なんとなく残念な気がしてしまった
...というのも、
踵の骨密度検査は
乳がん治療中、1度だけ受けたことがある
手術から2年ほど経った頃だったと思う
病院のイベントでやっていたので、
無料で受けられた
そのとき骨密度が低いことがわかった
しかも、かなりの低さ
「高齢化に向けて、
骨粗鬆症まっしぐらだ...」
と、衝撃を受けた
なので今日の検査結果が
とても気になっていた
検査後、少し待っていると名前を呼ばれた
軽い気持ちで診察室に入る
そして私から切り出した
「股関節に塗る痛み止め、
出してほしいんですけど...」
「どう? 痛みは...」
「それほど...」
先生は、カルテと
先ほど受けた骨密度の検査結果を交互に見比べ、
「うーん...」
と、なにかを考えているよう
そしておもむろに、こう言った
「(骨密度)低いね~」――
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Source: りかこの乳がん体験記
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